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2021年度 
 

 場 所:8号館 (通常)

  Last Update 2022.03.15


談 話 会  11月  8日(月) 16:20〜 8号館 618 教室  ※ ハイブリッド形式 … 学外の方は,オンラインでご参加ください
 木田 良才 (東京大学) - 軌道同型の理論と Baumslag-Solitar 群 -
 Abstract:
   一般に二つの群作用が軌道同型であるとは、作用する空間の間の同型で作用の軌道を保つようなものが存在するときをいう。 確率空間への群作用に対する軌道同型の問題は、元々作用素環論に動機をもつ問題であったが、近年では離散群論に基づく数多くの研究成果が見られる。 講演では代表的な成果とそのアイデアを簡単に紹介した後、Baumslag-Solitar 群の作用に関する講演者の結果を紹介する。Baumslag-Solitar 群とは、 二つの生成元 a, t と関係式 ta^pt^{-1}=a^q (p, qは固定された正の整数) によって定義される群であり、 組み合わせ群論・幾何学的群論の観点から興味をもたれている群である。t の共役によって引き起こされる歪みの量 q/p を、 作用の軌道の構造からいかに取り出すかが講演者の研究テーマであり、研究の現状について報告したい。

>>>オンライン参加登録はこちら からお願いします。

整数論セミナー ( 火−610 )  予定はありません

複素幾何セミナー ( 水−610 )  予定はありません

数理解析セミナー ( 木−610 )  10月 21日(木) 16:30〜    ※ Zoomによるオンライン開催
 野ケ山 徹 (東京都立大学) - Local and global solvability for Keller--Segel system in Besov--Morrey spaces -

 申し込み方法 : 参加ご希望の方は、お名前と所属とメールアドレスを明記の上、倉田(kurata@tmu.ac.jp)までメールにてお申し込みください。
           後日ZoomのURLをお送りいたします。


 11月 18日(木) 16:30〜 17:30(ディスカッション:17:30 〜 18:00)    ※ Zoomによるオンライン開催
 和久井 洋司 (東京理科大学・PD) - 移流拡散方程式の定数定常解の安定性について -

 ■ 申し込み方法 : 参加ご希望の方は、氏名・所属・連絡先を明記の上、倉田(kurata@tmu.ac.jp)までメールにてお申し込みください。
           折り返し、ZoomのURLをお送りいたします。


 12月 9日(木) 16:30〜 17:30    ※ Zoomによるオンライン開催
 簗島 瞬 (東京都立大学・D1) - Bessel引越過程の構成と諸性質 -

 ■ 申し込み方法 : 参加ご希望の方は、氏名・所属・連絡先を明記の上、倉田(kurata@tmu.ac.jp)までメールにてお申し込みください。
           折り返し、ZoomのURLをお送りいたします。


 2022 年 1月20日(木) 15:00〜
 - 解析系修士論文発表会(予行) -
・15:00 〜15:30
 栗山 一輝 (東京都立大学) - 始点と終点の間に条件付けられたランダムウォーク橋に対する不変原理 -
・15:30 〜16:00
 平井 瑛大 (東京都立大学) - Ornstein-Uhlenbeck meanderの構成と諸性質 -
・16:00 〜16:30
 村中 慶哉 (東京都立大学) - Positive Ornstein-Uhlenbeck Bridgeの構成と諸性質 -
・16:30 〜17:00
 西島 駿介 (東京都立大学) - 枝分かれコッホ曲線(3次元版)およびランダム枝分かれコッホ曲線上のloop消しランダムウォーク -
・17:00 〜17:30
 黒澤 哲生 (東京都立大学) - 枝分かれコッホ曲線およびランダム・枝分かれコッホ曲線上のloop消しランダムウォーク -


  1月21日(金) 15:00〜 ※ 曜日・日程変更
 - 解析系修士論文発表会(予行) -
・15:00 〜15:30
 十時 初  (東京都立大学) - 非線形楕円型方程式系の解に対するPohozaevの恒等式とその応用 -
・15:30 〜16:00
 堀田 恵介 (東京都立大学) - 擬微分作用素と対数シャッテン族 -


  2月17日(木) 14:00〜 15:00  ※ Zoomによるオンライン開催<
 服部 久美子 (東京都立大学) - 大学院生とともにループを消しながら歩いた道
                                      ― Loop-erased random walks on fractals -



計算数学とその応用セミナー ( 木−618 )  予定はありません

幾何学セミナー (金−618)   4月 16日(金) 16:30〜 8号館 610 教室 ※ 会場変更  ※ 講演形態…ハイブリッド方式
 伊敷 喜斗 (筑波大学) - Spaces of metrics and ultrametrics -
 Abstract:
  本講演では距離関数のなす空間の位相にまつわる結果を紹介する.最初にHausdorffの距離関数の拡張定理の一般化として, 講演者の距離関数の補間定理を紹介する.この補間定理の応用として, ある種の幾何学的性質を満たす距離関数の集合が距離関数の空間の中で稠密で なおかつ可算個の開集合の共通部分で表せることを示す.後半では超距離関数にまつわる結果を紹介する.超距離関数は距離関数のゼロ次元の類似であり, 通常の距離関数に関する命題の超距離関数版の研究がたびたび行われている.その一環として,Arens?Eellsの等長埋め込み定理や前半で述べたHausdorffの距離関数の拡張定理, そして講演者の距離関数の補間定理や距離関数の空間の部分集合の稠密性に関する定理などに対して, 講演者は超距離関数版の定理を証明した.

詳細はこちら>>>セミナーwebページ を参照してください。


  5月 14日(金) 16:30〜 11号館 201 教室 ※ 会場変更  ※ 講演形態…ハイブリッド方式
 稲山 貴大 (東京理科大学) - Optimal $L^2$-extensions on tube domains and a simple proof of Prekopa's theorem -
 Abstract:
  Brunn-Minkowski不等式や, そのfunctional versionであるPrekopaの定理は,凸幾何学において非常に重要な対象であり, 様々な証明, 応用が知られている.
本講演ではPrekopaの定理に対して, 講演者が新たに得た複素解析的アプローチを紹介する.
具体的には, 凸領域に付随する管状領域上で, ある種の最良係数による大沢-竹腰の$L^2$拡張定理が成り立つことを証明し,その応用としてPrekopaの定理が簡単に従うことを説明する.

※詳細はこちら>>>セミナーwebページ を参照してください。


  6月 11日(金) 16:30〜 ※ Zoomによるオンライン開催
 二木 昌宏 (千葉大学) - 射影空間に対するSYZ構成とホモロジー的ミラー対称性 -
 Abstract:
  トーリックFano多様体のStrominger-Yau-Zaslowファイブレーションによるホモロジー的ミラー対称性の研究は、 Leung-Yau-ZaslowやChanらによるベクトル束の接続に着目した研究、FangやAbouzaidによる定式化と証明など色々なものが知られている。 ここでは射影空間の場合に限定して、直線束とラグランジュ切断の対応を与える方法を紹介したい。この対応を用いると、 ベクトル束のなすDG圏とラグランジュ切断のなす圏(深谷・Oh圏)の三角同値が自然に得られる。本研究は梶浦宏成氏(千葉大学)との共同研究である。

詳細はこちら>>>セミナーwebページ を参照してください。


  6月 18日(金) 16:30〜 ※ Zoomによるオンライン開催
 蔦谷 充伸 (九州大学) - Finite propagation operators and Hilbert bundles with end -
 Abstract:
  無限次元Hilbert空間をファイバーとするベクトル束は必ず自明束となる(Kuiperの定理)が、付加構造(構造群のreduction)を考えることにより 無限次元の趣を持った非自明な現象が観察されることは自然に予想される。本研究ではこのような動機のもとで、無限次元のベクトル束に対しendという 構造を導入し、非自明な現象を特性類などを通して観察する。講演の主な内容は次のとおりである。1)endをもつベクトル束はfinite propagationという ある種の有限性を持ったユニタリ作用素のなす群の分類空間によって分類される。2)整数のなす距離空間Z上のfinite propagationなユニタリ作用素のなす群は Zのuniform Roe algebraのユニタリ元のなす群とホモトピー同値になる。3)Zのuniform Roe algebraに対して作用素環のK理論の手法などを用いることにより 分類空間のコホモロジーが決定でき、特に非可算無限個の新しい特性類が定義できる。4)無限被覆による(有限階数)ベクトル束のtransferなどの例が自然に endを持つことを示し、それらの例の特性類を決定する。時間が許せばZ以外の距離空間が関係する場合の考察や課題についても触れたい。

 本講演は加藤毅氏(京都大)、岸本大祐氏(京都大)との共同研究に基づく。

詳細はこちら>>>セミナーwebページ を参照してください。

  6月 25日(金) 16:30〜 8号館 610 教室 ※ 会場変更  ※ 講演形態…ハイブリッド方式
 杉本 佳弘 (東京都立大学) - Hamilton力学系の周期解について -
 Abstract:
  Hamilton力学系はsymplectic多様体上で定義される特殊な力学系である。 本講演では、Hamilton力学系の周期解に関するいくつかの結果
 を、専門知識を仮定せずに解説する予定です。

詳細はこちら>>>セミナーwebページ を参照してください。

  7月  9日(金) 16:30〜 8号館 610 教室 ※ 会場変更  ※ 講演形態…ハイブリッド方式
 佐々木 優 (東京工業高等専門学校) - 例外型コンパクトリー群F_4とFI型コンパクト対称空間の極大対蹠集合 -
 Abstract:
  例外型コンパクトリー群F_4の極大対蹠集合は,Griess(1991)により代数群の方法を用いて分類されているが,その具体的構成は分かっていない. また,F_4に関連するコンパクト対称空間としてFI,FII型コンパクト対称空間が存在するが,FII型はCayley射影平面と呼ばれるコンパクト対称空間で, 極大対蹠集合についてはよく調べられている.
  一方で,FI型については極大対蹠集合の分類・構成はまだよくわかっていない.本講演ではF_4ならびにFI型コンパクト対称空間について, その極大対蹠集合の合同類を独自に分類した結果と,例外Jordan代数を用いた具体的な構成を紹介する.時間があれば,極大対蹠集合から得られる離散グラフが, 極地を取る操作によりどのように分解されていくかを紹介したい.

詳細はこちら>>>セミナーwebページ を参照してください。

 11月19日(金) 16:30〜 18:00    ※ 講演形態…ハイブリッド方式
 川崎 盛通 (青山学院大学) - 球面直積内のnon-displaceableな特異ラグランジュ部分多様体 -
 Abstract:
   本講演では、球面直積内のいくつかの特異ラグランジュ部分多様体のnon-displaceabilityについて解説する。   今回扱う特異ラグランジュ部分多様体は双角運動量(coupled angular momentum)という可積分系のファイバーとして現れる。   近年、トーリック多様体の様々な形の一般化が研究されているが、双角運動量は「準トーリック系」(semi-toric system)というクラスの可積分系となっている。   証明のアイディアであるが、エントフとポルテロヴィッチによる茎(stem)のアイディアの一般化が証明のキーとなり、   そのアイディアを今回の例に適用するために深谷・呉・太田・小野のカラビ擬準同型を用いる。本研究は新潟大の折田龍馬氏との共同研究である。   また、東京大学の浅野知紘氏と共同で行なっている関連研究についても時間の許す限り説明する。

詳細はこちら>>>セミナーwebページ を参照してください。

  2022年 3月 25日(金) 16:30 〜 17:30  8号館 610 教室 ※ 会場変更
 北川 潤 (Michigan State University) - 最適輸送とGauss-Kronecker曲率について -
 Abstract:
  R^n内の凸領域上で与えられた関数が、グラフのGauss-Kronecker曲率と一致するような凸関数を求める問題はMonge-Amp\`ere方程式と関連があること、 また最適輸送問題と関連があることはよく知られている。この講演では従来の最適輸送問題とは少し違う形のものとも関連があることを紹介したい。 本講演はN.Guillenとの共同研究に基づく。
※こちら>>>セミナーwebページ もご参照ください。

変分問題セミナー ( 金−610 )  予定はありません

集中講義  5月  7日(金) 14 :40 〜17 :50  (8号館−610室)
 5月 14日(金) 14 :40 〜17 :50  (8号館−610室)
 5月 21日(金) 14 :40 〜17 :50  (8号館−610室)
 5月 28日(金) 14 :40 〜17 :50  (8号館−610室)
 6月  4日(金) 14 :40 〜17 :50  (8号館−610室)
  澤野 嘉宏 (中央大学)  - Besov空間,Triebel-Lizorkin空間入門 -

 6月  7日(月) 13 :00 〜16 :10  (8号館−610室)
 6月  8日(火) 13 :00 〜16 :10  (8号館−610室)
 6月  9日(水) 13 :00 〜16 :10  (8号館−610室)
 6月 10日(木) 13 :00 〜16 :10  (8号館−610室)
 6月 11日(金) 13 :00 〜16 :10  (8号館−610室)
  深作 亮也 (九州大学)  - パラメータ付き多変数多項式に対する計算機代数 -

 6月 21日(月) 13 :00 〜16 :10  (8号館−610室)
 6月 22日(火) 13 :00 〜17 :50  (8号館−610室)
 7月  5日(月) 13 :00 〜16 :10  (8号館−610室)
 7月  6日(火) 13 :00 〜17 :50  (8号館−610室)
  桂 利行 (東京大学)  - 正標数の代数曲面 -

 6月 28日(月) 14 :40 〜17 :50  (8号館−610室)
 6月 29日(火) 14 :40 〜17 :50  (8号館−610室)
 6月 30日(水) 14 :40 〜17 :50  (8号館−610室)
 7月  1日(木) 14 :40 〜17 :50  (8号館−610室)
 7月  2日(金) 14 :40 〜17 :50  (8号館−610室)
  山木 壱彦 (筑波大学)  - トロピカルトーリック多様体の直線束に付随した忠実埋め込み -

 8月 30日(月) 14 :40 〜17 :00  (8号館−610室)
 8月 31日(火) 10 :30 〜17 :00  (8号館−610室)
 9月  1日(水) 10 :30 〜17 :00  (8号館−610室)
 9月  2日(木) 10 :30 〜12 :00  (8号館−610室)
  田中 立志 (京都産業大学)  - 多重ゼータ値とHopf代数 -

 10月 5日(火) 16 :20 〜17 :50  (8号館−610室)
 10月 7日(木) 14 :40 〜17 :50  (8号館−610室)
 10月 8日(金) 14 :40 〜17 :50  (8号館−610室)
  池 祐一 (東京大学)  - パーシステントホモロジーとその広がり -

 10月 6日(水) 13 :00 〜16 :10  (8号館−610室)
 10月13日(水) 13 :00 〜17 :50  (8号館−610室)
 10月20日(水) 13 :00 〜16 :10  (8号館−610室)
 10月27日(水) 13 :00 〜17 :50  (8号館−610室)
  篠原 直行 (国立研究開発法人 情報通信研究機構 サイバーセキュリティ研究所)  - 楕円曲線暗号への攻撃法 -

 10月11日(月) 14 :40 〜16 :10  (12号館−101室)
 10月12日(火) 13 :00 〜14 :30  (8号館−610室) 教室変更
 10月18日(月) 14 :40 〜16 :10  (8号館−610室) 教室変更
 10月19日(火) 13 :00 〜14 :30  (8号館−610室) 教室変更
 10月25日(月) 14 :40 〜16 :10  (8号館−610室) 教室変更
 10月26日(火) 13 :00 〜14 :30  (8号館−610室) 教室変更
 11月 8日(月) 14 :40 〜16 :10  (8号館−618室) 教室変更
 11月 9日(火) 13 :00 〜16 :10  (8号館−610室) 教室変更
 11月16日(火) 13 :00 〜14 :30  (8号館−610室) 教室変更
  木田 良才 (東京大学)  - 離散群とエルゴード理論 -

 10月27日(月) 16 :20 〜17 :50  (8号館−618室)
 10月28日(火) 14 :40 〜17 :50  (8号館−618室)
 10月29日(水) 14 :40 〜16 :10  (8号館−618室)
  伊藤 弘道 (東京理科大学)  - き裂の逆問題の数学解析 -

 11月 4日(木) 13 :00 〜16 :10  (8号館−610室)
 11月 8日(月) 16 :20 〜17 :50  (8号館−610室)
 11月11日(木) 13 :00 〜16 :10  (8号館−610室)
 11月15日(月) 14 :40 〜16 :10  (8号館−610室)
 11月18日(木) 13 :00 〜16 :10  (8号館−610室)
 11月22日(月) 14 :40 〜16 :10  (8号館−610室)
 11月25日(木) 13 :00 〜14 :30  (8号館−610室)
  俣野 博 (明治大学)  - 反応拡散方程式の安定性理論と進行波 -

 11月25日(木) 14 :40 〜17 :50  (8号館−610室)
 12月 2日(木) 14 :40 〜17 :50  (8号館−610室)
 12月 9日(木) 14 :40 〜17 :50  (8号館−610室)
 12月16日(木) 14 :40 〜17 :50  (8号館−610室)
 12月23日(木) 14 :40 〜17 :50  (8号館−610室)
  川口 宗紀 (三菱UFJトラスト投資工学研究所)  - 金融工学と金融データサイエンス -

 11月29日(月) 14 :40 〜17 :50  (8号館−610室)
 11月30日(火) 14 :40 〜17 :50  (8号館−610室)
 12月 1日(水) 14 :40 〜17 :50  (8号館−610室)
 12月 2日(木)  8 :50 〜12 :00  (8号館−610室)
 12月 3日(金) 14 :40 〜17 :50  (8号館−610室)
  服部 広大 (慶應義塾大学)  - シンプレクティック多様体上の幾何学的量子化 -

  整数論セミナー (火−610)    複素幾何セミナー (水−610)   数理解析セミナー (木−610 )
計算論とアルゴリズムセミナー
 (木−618)    幾何学セミナー (金−618)   変分問題セミナー (金−610)