第一回基礎ゼミ合同合宿@伊豆大島
日程:2011年10月1日-10月2日
時間:
場所:伊豆大島
チラシはこちら-
基礎ゼミ合同合宿@伊豆大島
参加者:学生6名+教員
10月1日(土)
9:05竹芝桟橋集合、自己紹介とオリエンテーション
9:35竹芝出港ジェットホイル出発
10:35岡田港入港
11:00民宿大陣着
11:05べにや
・大島元町のスーパーベニヤにて、お昼のBBQの食材を学生たちに選ばせて購入。その際、買う食材の産地を控えさせる。また、購入するものでなくても、気になる食材の産地を控えた。11:50民宿大陣につきBBQの準備開始
・学生たちの自主性に任せての食事作り。
・男子は、火お越し。女子は、食材を切るなどの準備12:50準備が終わり、BBQ開始
13:00地元の前大島高校教員中林先生が飛び入り参加。
・最初は、網焼きで人参、しいたけ、なす、トウモロコシを食べる。
・女子は、マシュマロ、さけるチーズ、カマンベールチーズを竹串にさして焼く。
・途中半分網焼き、鉄板にし、鉄板で肉、キャベツを焼き、最後に焼きそばを作る。
・食べるのが落ち着いたところで、みんなで、詳細な自己紹介をする。15:00片づけ
15:45浜の湯(温泉)
・水着の温泉、男女混浴。
・最初はほとんど貸切状態。熱い場所とぬるい場所があるので、人それぞれ好きな場所にいき、近くの人と話す。中国からの留学生は、お風呂に浸かる習慣がないため、最初ためらっていたが、みんなから声をかけられ浸かってみるとすぐに慣れ、いろいろなことに挑戦していた。のんびり温泉に浸かり海を眺めながら、普段どんな生活をしているかなどを話し合った。16:30基礎ゼミ発表会前半
・可知先生の発表についての注意、方法などの説明
・受講生の発表発表者1、「音楽と現代社会」(松下先生:現代社会の探訪)
基礎ゼミ授業内発表から:CDの売れ行きの危機の点から考え、なぜCDが売れなくなったか、最近のCDの販売事情、自分の考察としてどうすればCDが売れるかなどをパワーポイントの発表をした。18:30夕食
19:15発表後半発表者2、「アイデンティティー」(石田先生:私と世界)
発表者3、「アイデンティティー」(石田先生:私と世界)
基礎ゼミ最終レポートから:自分のアイデンティティーについて。石川県出身の彼女は、大学進学で東京にきた。東京にきてそれまで意識しなかった自分のことば、方言について考えさせられる。東京に出てくる前は、東京に行っても標準語には染まらずに地元の言葉を使うつもりでいた。しかし、だれと話すにも言葉が詰まってしまうし、標準語があまりにも早く話されるので聞き取れなかった。それが自然と標準語のイントネーションに慣れ、自分が標準語を普通に操るようになり、そんな自分に違和感を覚えることで、自分のアイデンティティ「石川県民である」というものが色濃く存在することになった。ということを、プリントしたレジュメをもとに発表した。発表者4、「最先端科学を探検する」(東俊行先生:最先端科学を探検する)
基礎ゼミ授業概要と授業内発表から:4か所の研究施設(学内研究室、JAXA、理研、高エネルギー研究所)見学をもとに授業が組み立てられている。1つの見学は、事前準備、見学、質問、発表で組み立てられていた。彼女は、学内研究室についての発表をしたので、研究室ではどのような研究が行われ、どのようなことに役立てられるか、またどのような質問をして、どのような答えが返ってきたかをパワーポイントを通して発表した。発表者5、「海外旅行について」(丹野先生:自分で何かを調べることができるように)
「深夜特急:沢木耕太郎」の文庫を読み感銘を受けた彼は、実際に自分でも同じような海外旅行をしたいと思っている。それにあたり、このゼミを選んだ。「深夜特急」の小説の内容を熱く語り、将来自分で同じようなバックパッカーをしたいと、実際の「深夜特急」を10冊近く持参し、みんなに見せた。発表者6、「在日韓国人」(金先生:多様化時代の教育を考える)
実際に在日韓国人学校や、在日韓国人歴史資料館(東京都港区麻布)などを見学したことを写真などを交えながら、話した。また、在日韓国人学校の教育について調べたことを発表した。その時の発表を、今回も発表し、パワーポイントを使用し、在日韓国人学校と中華学校の違いなどを発表した。9:45風呂
10:20学生交流会
11:20教員も交え交流会
12:30消灯10月2日(日)
7:00朝食
8:00出発(大島支庁に荷物を置きに行く)
【元町】
元町溶岩流、溶岩樹形、流人墓地9:30【岡田散策】
岡田神社、途中地元漁師白井孝氏に遭遇。岡田の町を案内していただく。岡田に家は結構あるものの、その大半が空き家であること、また、高齢化が進みこどもは一人もいないことを説明される。2008年南大沢で開催した一般講演会に故川島忠一氏に来ていただいた。白井氏の後をみんなでついていき、家の庭を歩かせていただいたりしながら、子ども時代を思い出させるような道を歩いていると、あるお宅の庭を通り表札を見ると故川島忠一氏の表札があり、家の人にその時のお礼を述べるという一幕もあった。10:50【裏砂漠】
広がる裏砂漠。日本の地図で砂漠という地名はここしかない。植物生態の可知先生が、スコリアの様な吸水性のないような砂漠地帯では、まずハチジョウイタドリのような植物が根を長く伸ばし入り込む。その後広がり、中心が枯れて腐って腐葉土などの栄養分のある場所に、次の植物ハチジョウススキなどが入り込む。どのように植物が荒れた地に入り込みかを実際に見た。11:30【波浮】
波浮の港、波浮の町並み、みなとや旅館12:00昼食(定食屋)
12:50【筆島】
大島成り立ちの火山の一つ、筆島火山。現在は一部の火口しか残っていない。13:10【海の精製塩所】
地層断面中間の地点から下ると製塩所がある。利島、新島、神津島を望む場所の下に取水口がある。取水口近くの間伏工場にて、“採鹹(さいかん)”という濃縮塩水をつくる工程噴霧ネット式立体塩田を見た。その後、千波工場にて、濃縮塩水をハウスの中でさらに水分を蒸発させて、にがりと塩にわける工程を見た。13:50民宿大陣着
14:15元町港着
15:00元町出港ジェットホイル
17:00竹芝着
17:15解散mixiをつかった取り組み
携帯で気軽に参加できるようにmixiを取り入れてみた。こちらで非公開コミュニティを作成し、承認し参加する形をとった。mixi未加入者もいたが、招待し、mixiに加入してからコミュニティに参加した。全員コミュニティに参加した。
学生が作ったものではなく、主催者主体なので、文体など書き込みやすい雰囲気づくりをした。自己紹介では、一人を除きみんな自己紹介の書き込みをした。今回は、立ち上げが遅く現地に行く5日前だったので、書き込む時間、見る時間、やり取りする時間が少なすぎた。合宿終了後は、合宿写真を載せてみた。