都市教養プログラム『自然と社会と文化』試行プログラム(2008年3月2日~5日)

図1. 宿泊先の温泉民宿「大陣」にてガイダンスと菅又先生による講義「公衆衛生学的観点からみた大島の特徴」の後、島町郷土資料館で各々に分かれて見学し、ロング先生、高桑先生、資料館解説員の方から説明を聞く。

図2. あんこさんの衣装(水汲みなどの仕事着)も体験。

図3. 特別養護老人ホーム椿園を訪ね、施設長等から説明を受けながら見学。

図4. 施設で生活されている高齢者の方々と直接話をし、また施設長を囲んで高齢者をめぐる様々な問題について伺った。

図5. その後、町役場を訪ね、海を望む町長室で藤井町長と面談し町政について質問。町長自ら役場内を案内してくれた。

図6. 「椿工房」や椿油製造所「高田精油所」などを訪ねながら夕方宿に戻る。

図7. 藤井先生(元大島高校教諭、郷土史研究家)の講義と、あんこさんによる踊り。全員が手踊りを習い、輪になって踊った。

図8. 中林先生(大島高校教諭)の案内で三原山カルデラから火口一周(お鉢巡り)。途中、大島、三原山火山の歴史、植物の遷移などの話しを聞く。

図9. 波浮港のクサヤ製造所で伝統のクサヤについて話を聞き、クサヤの汁をなめる珍体験も。海辺で昼食後、黒川先生が採集したアメフラシやウニ、ナマコ、ヒトデなど海の生き物観察。
波浮の古い町並みを歩き、旧港屋旅館、陣の丸邸を訪ねる。大島の民俗や歴史を写す写真を見る。二万年前からの火山の歴史が積み重なった「地層大断面」を見学しながら宿へ帰る。

図10. 樋口先生(元大島第二中学校校長)による大島の歴史の講義の後、黒川先生による「大島の海と生命」の講義と実験。波浮港で採集したバフンウニに卵と精子を産ませ、受精させた。一つの受精卵から細胞が分裂していく様子を顕微鏡で観察。

図11. ロング先生が「言語学」、高桑先生が「社会人類学」の立場から島、伊豆大島の特徴、面白さ、研究の意義を講義。

図12. 午後1時30分桟橋集合まで自由見学(各々が大島支庁、火山博物館、リス村、温泉、海・栽培漁業センターなどへ)