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TOKYO METROPOLITAN UNIVERSITY

夏の学校-Top
プログラム



8月19日(


 
9:50 -10:00
受付
10:00 -10:10
コース長挨拶
10:10 -10:50
黒田 茂 「置き換え」と対称性の数理
n個のものを一列に並べる方法が n! 通りあることはよく知られています。いちど並べたものを、改めて並び替える操作が「置き換え」です。単にものが一列に並べられた状況を想像してもあまり面白くありませんが、そこに「置き換え」の視点を導入することによって、奥深い数学の世界を垣間見ることができます。この講義では、「置き換え」の概念を通して見えてくる数学についてお話ししたいと思います。
11:00 -11:40
内田 幸寛 : 円周率の計算をめぐって
円周率は、円周の長さと直径の比の値であり、 小数で表すと、π=3.1415926535… のように無限に続く数です。 円周率の値を計算することは、古くから人々の関心を引き付けてきました。 現在では、コンピュータを利用して、 小数点以下10兆桁まで計算が行われています。 この講義では、円周率の計算の歴史に沿って、 円周率の計算法やそれに関連した数学について解説します。
11:50 -12:30
小林 正典 : 平面幾何の有名定理3D
誰でも知っている「ピタゴラスの定理(三平方の定理)」、そして同じく三角形において成り立つ「メネラウスの定理」、「チェバの定理」。 実はこれらすべてに、「立体版」があるんです! 講義ではこれらの定理を3D教材を使いながら易しく解説し、背景にある概念や、可能なら「4次元版」にも触れたいと思います。
13:30 -14:10
鈴木 登志雄 : 乱択アルゴリズムの数理
コイン投げ占いをしながら進む計算手順を乱択アルゴリズムといいます。一見、いい加減で頼りなさそうですが、場合によっては通常のアルゴリズムよりも乱択アルゴリズムの方が効率的にふるまうこともあります。乱宅アルゴリズムの計算コストに関する数理を、易しい例示によって説明します。
14:10 -14:20
修了式

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