6月7日(木)、教職合同による「首都大学東京FD・SDセミナー」を開催しました。
12回目となる今回のテーマは「TMU Vision 2030 今から考えよう首都大学東京の10年後」。大学を取り巻く環境が過去にないスピードで変化しつづけ、不透明さを増している中で、「私たちの大学の魅力や強みは何だろう?」「それを発揮するための課題は?」といった問いを通して、10年先の首都大学東京のあり方を「自分ごと」として考えることを目的とし、例年の講義形式ではなく、教職員合同のグループディスカッションによる参加型セミナーとして実施したところ、91名(教員34名、職員57名)もの教職員が参加しました。
南大沢キャンパス、日野キャンパス及び荒川キャンパスの3地点を同時中継しながら、部署も専門分野も異なる教職員同士が積極的に意見を交換し、「10年後の首都大学東京をどうしたいか」「その実現のために自分達はなにができるか」という視点で意見発表をしあった結果、参加者からは「今まで話すことのなかった教職員の方と話すことができてよかった。」「講義型と比べて、飽きずに有意義な時間を過ごすことができた。」「教職員で交流する機会は今後もぜひ設けて欲しい。」といった満足度の高い意見や今後の希望も寄せられました。
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鈴木企画・評価係長「策定の現状とディスカッションの狙い」 |
松田教授によるディスカッションの説明 |
南大沢キャンパスの様子 |
グループの意見交換 |
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【趣 旨】
教育研究組織の再編成を経て新たな首都大学東京として始まった今、改めて本学の存在意義を問い直し、将来どのような大学となっていきたいのか考えを深める場とします。策定が始まった「TMU Vision2030」について積極的に意見交換出来るプログラムを通じて、教職員一人ひとりが「10年後のあるべき将来像を自分達で創り上げる」という意識を広く共有することを目指します。
テーマ | 「TMU Vision 2030 今から考えよう首都大学東京の10年後」 |
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日時 | 2018年6月7日(木)15:15〜17:45 |
会場 | 首都大学東京南大沢キャンパス 本部棟大会議室 <TV接続>日野キャンパス、荒川キャンパス |
司会 | 中谷 直輝 理学部 准教授・FD委員会委員 |
15:15〜15:20 | 「TMU vision 2030 の策定にあたって」 上野 淳 首都大学東京学長 |
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15:20〜15:40 | 「TMU vision 2030 ~策定の現状とディスカッションの狙い~」 鈴木 賢吾 企画広報課企画・評価係長 |
15:40〜16:40 | 教職員合同グループディスカッション「首都大学東京の10年後」 ディスカッション司会 松田 岳士 大学教育センター教授 |
16:40〜16:50 | 休憩 |
16:50〜17:30 | グループ意見発表 |
17:30〜17:40 | 各グループの意見を受けて 上野 淳 首都大学東京学長 |
17:40〜17:45 | 閉会挨拶 山下 英明(副学長(大学教育センター長兼FD委員会委員長) |