第20回 FDセミナー

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2018年度 首都大学東京FDセミナー

主体的に考える力を育成する仕組み ~効果的な授業設計から評価まで~

案内チラシ[PDF]

 昨年度、全学FD委員会で実施した「アクティブ・ラーニング実施状況アンケート(以下「ALアンケート」)」の結果から、「どうすれば効果を生むアクティブ・ラーニングが実施できるか」「効果の測りかた、評価のしかたが難しい」といった声が聞こえてきました。アクティブ・ラーニングの手法を取り入れるには、まず、授業で「どのような知識や能力を獲得させるか」「獲得した知識や能力をどのように評価するか」といった授業設計が重要です。

 そこで今回のFDセミナーでは、インストラクショナルデザインを活用した授業設計について学ぶとともに、学内における授業設計の工夫や、授業改善事例を共有し、個人の授業改善に取り組むきっかけに、また、各学部学科がカリキュラムの質保証について考えるきっかけに繋げることを目的としました。11月29日(木)に開催し、学内外から95名もの参加がありました。

 まずは、早稲田大学人間科学学術院から向後教授をお招きし、「インストラクショナルデザインをアクティブ・ラーニングに活かす」と題したご講演をいただきました。

 さらに、本学教員により、ALアンケートから見る本学のアクティブ・ラーニングについての解説に加え、基礎ゼミナールの改善事例、学科PBLプログラムの構築、大人数授業におけるALの工夫についての事例発表が行われました。

動画でご覧いただけます[学内限定]


基調講演の様子

学内事例発表①

学内事例発表②

学内事例発表③


プログラム

案内チラシ[PDF]

テーマ 主体的に考える力を育成する仕組み ~効果的な授業設計から評価まで~ 
日時

2018年11月29日(木) 14:40〜17:40

会場 首都大学東京南大沢キャンパス 本部棟1階大会議室
司会 陳 肇斌(法学部法学科政治学コース 教授・FD委員会委員)
14:40〜14:45

開会の挨拶

 山下 英明(副学長・大学教育センター長・FD委員会委員長)

14:45〜15:45

基調講演

 「インストラクショナルデザインをアクティブ・ラーニングに活かす」

 向後 千春 (早稲田大学人間科学学術院 教授)

15:45〜15:55

 休 憩

15:55〜16:40

【学内事例発表】

① 「アンケート結果からみる本学のアクティブ・ラーニングの現状と

  授業改善の実践事例~基礎ゼミナールの授業設計の改善サイクル~」

  近藤 伸彦(大学教育センター 准教授)

16:40〜16:45  休 憩
16:45〜17:10

② 「多摩地域を対象とした「観光科学PBL」の実施

   ~調査から計画提案に至る一貫した演習プログラムの構築~
  岡村 祐(都市環境学部観光科学科 准教授)

17:10〜17:35

③ 「大人数講義における授業設計とアクティブ・ラーニングの考え方」
  樋口 貴広(大学教育センター 教授)

17:35〜17:40

閉会の挨拶

 上野 淳 (首都大学東京学長)

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