研究スケジュール

全体の研究期間を5年間とする

ゲリラ豪雨に関する研究

1年目  閾値を定めて対象とする対流雲を選定,降水セルの追跡
          (異なる時刻の降水セル同定など)
 降水量データの取得とデータベースの作成,国際共同研究の構築
2年目  プログラムを作成して三次元レーダーデータより全対流雲の指数を計算
 フィリピン等における渇水・モンスーン季節変化の長期変化,年々変動の解析
3年目  当該対流雲近傍の大気安定度・鉛直シアや循環を評価,データベースの作成
 ベトナム等における渇水・モンスーン季節変化の長期変化,年々変動の解析
4年目  対流雲の特徴を比較検討,対流雲の組織化・挙動と環境場の系統性の解析
 アジアモンスーン域における渇水・モンスーン季節変化の将来予測の解析
最終年度 研究成果の取りまとめ

洪水氾濫に関する研究

1年目  アジア連携先との研究実施協議,対象流域の選定,水文気象データ収集
2年目  水文気象データの解析,GISを用いたデータ作成システムの構築
3年目  対象都市流域の高度な地物データGISを用いた精緻な洪水氾濫モデルの構築
4年目  対象流域への種々のハード・ソフト洪水減災対策による
 洪水浸水低減効果のシミュレーション評価
最終年度 研究成果の取りまとめ

河川水質に関する研究

1年目  対象河口域の選定,現地踏査,データ収集
 および現地観測に向けた協議,現状と課題の整理
2年目  雨量,流量,潮位,水質等のデータ収集,河口域の水質変化特性に関する解析
3年目  現地観測によるデータ取得,流動・水質シミュレーションモデルの構築
4年目  現地観測による追加データの取得,
 流動・水質シミュレーションモデルの改良,シナリオ検討
最終年度 研究成果の取りまとめ