山本先生は長年にわたり,日本体育学会,日本スポーツ心理学会の運営にご尽力され,3月末で定年退職されます。我々運動学習・制御分野にて長年リーダーシップを取られてきた先生です。当日のシンポジウム・祝賀会には,現在第1戦で活躍される先生方が多く参加されました。
記念シンポジウムでは,山本先生に加えて,ゆかりのある先生方が話題提供されました。山本先生の最終講義は,先生のお人柄を反映するかのように,自身の研究キャリアにおいてお世話になった方々が非常に多く登場し,数々のエピソードが紹介されました。
私にとって山本先生は,大学院生としての非常に苦しい時代を救ってくれた集団のリーダーです。感謝していることがたくさんあります。シンポジウム後の祝賀会も非常に印象深く,自身が今後どのようにキャリアを進めていくのかを考える上でも,とても良い機会でした。
山本先生は4月から所属を変え,新しい挑戦をされるとのことです。引き続きご指導をいただきながら,恩返しできればと考えています。