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知覚・認知の視点から運動をひも解く 樋口貴広(知覚運動制御研究室)

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#710 第27回基礎理学療法学会@大阪

10月1日~2日,大阪国際会議場にて第27回基礎理学療法学会が開催されました。昨年度の大会では,教育講演の機会をいただくなど,お世話になっている学会でもあります。

本年度,研究室からは3名の大学院生が参加してくれました。

  • 佐藤和之・樋口貴広ほか:高齢者を対象とした移動物体との衝突予測評価:インターセプト課題の有用性
  • 菊地謙・樋口貴広:事前動作の違いが後続の行為選択の判断に及ぼす影響:障害物回避のための行為選択課題による検証
  • 須田祐貴・樋口貴広ほか:段差またぎ動作時における身体協調性の加齢変化:Uncontrolled Manifold解析による検討


それぞれ,口述・ポスターの各フィールドで,フロアーの先生方とのやり取りに努力してくれました。今回発表してくれた3名はいずれもすでに複数の学会で発表経験があります。経験を積むたびに改善に努力してくれる結果,回を重ねるごとにプレゼンはとても聞きやすくなっています。こうした機会を通して,改めて熱意ある大学院生と一緒に研究ができることを嬉しく思う次第です。

基礎理学療法学会は,理学療法科学領域の先生たちの研究動向を知るのに良い機会のため,できる限り参加するようにしています。私は今回発表もなく,聴衆としての参加でしたが,特に普段振内研究テーマで新しい気づきが多くありました。鈴木俊明大会長をはじめ,運営の先生方,どうもありがとうございました。





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