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知覚・認知の視点から運動をひも解く 樋口貴広(知覚運動制御研究室)

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#682 日本生態心理学会(3月20-21日)のシンポジウム(指定討論者)

2022年3月20-21日に,日本生態心理学会第9回大会がオンラインで開催される予定です。
21日に実施予定の大会企画シンポジウムに混ぜていただく予定です。今回はその内容についてご紹介します。

大会プログラムはこちらをご覧ください。

大会企画シンポジウムのタイトルは, “Perception as Information Detection”―生態心理学の現在―です。

この企画は,2019年に出版された本,"Perception as Information Detection :Reflections on Gibson’s Ecological Approach to Visual Perception"の内容を理解し,議論することを主目的として企画されました。この本は,Gibsonの”The Ecological Approach to Visual Perception"(1979)の発刊40年をを記念して出版されました。1979年出版の16章構成に対応してており、40年間の生態心理学研究の展開を概観できる内容になっています。シンポジウムでは、本書を通してギブソン生態心理学の根本的な問題を確認するとともに、これからの展開について,著者たちの主張の理解,ならびに本学会に登壇するシンポジスト,指定討論者の議論が展開されていく予定です。

登壇者は以下の予定です。
司会:野中哲士(神戸大学)・青山慶(岩手大学)
報告:山﨑寛恵(東京学芸大学)・青山慶(岩手大学)・奥野真之(立教大学)・・西尾千尋(中京大学)
指定討論:工藤和俊(東京大学)・髙村夏輝(埼玉県立大学)・樋口貴広(東京都立大学)・豊泉俊大(大阪大学)

日時は3月21日の14:15-16:50と,学会シンポとしてはかなり長時間を割いて行われます。ご関心ある方はぜひご参加ください。

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