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知覚・認知の視点から運動をひも解く 樋口貴広(知覚運動制御研究室)

セラピスト向け情報発信ページ

#576 実験参加高齢者に対する感謝イベント

研究室ではここ数年,地域在住の高齢者の方々を対象として,様々な実験を行ってきました。本日は,参加者の方々を対象とした感謝イベントの様子をご紹介します。

わざわざ大学に足を運んで実験に参加してくださる高齢者の方々は,ご自身の健康問題に強い関心があります。実験を通して,また実験スタッフであるリハビリテーション従事者との交流を通して,自分自身を知ることを一つのモチベーションに,遠方からお越しくださいます。

私達の研究室では年に一度,特に多くの参加者の方々がいらっしゃる地区にお邪魔し,感謝イベントを行っています。今年度は,総勢10名のスタッフと共に,バランスや歩行機能の評価を体験していただくことを,メインイベントとして企画しました。30人近い方々にご参加いただきましたが,皆様イベントを楽しんでくださいました。多くの方が実験を通して顔見知りということもあり,我々スタッフも再会を楽しむことができました。

このイベントは,イベントを効率よく進めてくれた大学院生・修了生のスタッフの力添えがあって初めて成り立ちます。スタッフは皆安全管理意識だけでなく,接客対応の意識も高く,見ていてとても頼もしいです。

今後とも地域の方々との交流を大切にしながら,研究を通した成果還元を目指していきたいと思います。

   
   



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