平成16年度前期 線形代数Id

時間割:月曜2限
教室:301

授業概要

ベクトル・行列・行列式・連立1次方程式について講義する。 計算に重点に置き、線形空間の一般論や証明については省略することがある。 印刷された授業要目とは若干異なるので注意すること。

教科書

理工系の基礎数学2 線形代数 藤原毅夫著 岩波書店 ISBN4-00-007972-7 C3341

成績評価

試験(60%)と講義の途中で出すレポート(40%)による。

講義メモ (PDFファイル)

予定
4/12 1 ベクトル:1-1 n次元複素ベクトル、1-4 ベクトル値関数の微分、内積とノルム
4/19 1-3 外積、R^3の直線と平面
4/26 1-2 回転、1-5 ベクトルの線形写像、2 行列:2-1 行列の定義と演算
5/10 2-2 逆行列
5/17 2-3 行列の基本変形と階数
5/24 2-4〜2-6
5/31 中間試験(第1〜2章)、3 連立1次方程式と行列式:3-1 ガウスの消去法、3-2 3変数の場合
6/ 7 3-3〜3-5 行列式
6/14 3-3 置換の符号、3-6 クラメールの公式、3-8 行列式の計算
6/21 3-7 ラプラス展開、3-9 方程式の独立性
6/28 4 線形空間(概要):線形空間、基底
7/ 5 (休講)
7/12 続き:線形写像、表現行列、次元公式、解の重ね合わせ
7/19 (海の日)
7/26 期末試験

中間試験:登録者65名中受験者62名。 配点6+8+6=20点満点。 満点18名、平均点15点強。 今回不調だった人も期末(40点満点)で頑張れ。気軽に質問においで。
期末試験: 範囲はテキスト4章まで。特に、線形方程式の解法、行列式の計算は必ず出す。 「〜を証明せよ」というタイプの証明問題は出さない。 中間試験で出した、逆行列・階数・空間ベクトルの計算問題は出さない。
期末試験:平均20.3点/50点満点。試験合計は60点で打ち切り。
評価5:18名、4:16名、3:23名、2:4名、1以下:4名。
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