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知覚・認知の視点から運動をひも解く 樋口貴広(知覚運動制御研究室)

セラピスト向け情報発信ページ

#780 日本生態心理学会イベント「やわらかいロボットから考える身体」

3月21日に,本学の卒業式・修了式が行われました。樋口研からは博士院生2名,修士院生3名が修了しました。このほか,7年間研究室に在籍し,今年一年は客員研究員として活躍してくれた渡邉諒君も,研究室を巣立つことになりました。

5名の修了生の研究テーマは以下の通りです。

  • 博士後期課程
・佐藤和之氏「Ability to predict collision with moving objects in older adults(高齢者における移動物体との衝突予測能力)」

・中村高仁氏「Reactive turning during walking in older adults: Task-switching is a key factor for improving age-related decline(高齢者における歩行中の急な方向転換動作:課題の切り替えが加齢に伴う機能低下を改善する重要な要因である)」

  • 博士前期課程

・脇遼太郎氏「バーチャルリアリティを用いて歩行中の進路認識を評価する課題の開発:VR Multi-Target Stepping」

・清水海斗氏「フライボール捕球のタイミング予測における頭部運動の貢献―捕球が苦手な人の支援を目指して―」

・日吉尚輝氏「高齢者における複数選択肢下の立位ステップ動作にむけた姿勢方略」


長きにわたり実験室で一緒に仕事をした仲間の巣立ちは寂しいもので,何年経験しても適応できませんが,未来の成功を祈って送り出したいと思います。また,脇君と日吉君は博士後期課程への進学が決まっています。彼らが今後研究室のエースとして活躍してくれる日々が楽しみです。





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