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知覚・認知の視点から運動をひも解く 樋口貴広(知覚運動制御研究室)

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#763 東京都立大学文化祭(みやこ祭)での公開講義

11月2日に,本年度の東京都立大学文化祭(みやこ祭り)にて公開講義を担当しました。

「見えている世界がすべて?:認知と行動のサイエンス」というタイトルで,60分の話題提供をしました。

一般に大学祭は若者が主役のイベントです。本学のの文化祭ももちろん主役は学生であり,若者です。しかし本学の文化祭の素晴らしいところは,地域在住のシニア世代の方やお子さんにも楽しんでもらえるよう,様々なイベントを提供してくれている点にあります。公開講座についてもその一つであり,聴衆の方々の多くは,地域在住のシニア世代の方々でした。

注意の機能に基づいて,日常のうっかりミスや転倒事故について考える時間としました。大学で行っている授業と本質の部分は同じとしながらも,できるだけ飽きずにエンターテインメントとして楽しんでもらえる内容にしたつもりです

当日は,普段私の研究室の実験に参加してくださっている方々も多く参加してくださいました。日頃のご恩返しの機会としても有用なイベントなりました。




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