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知覚・認知の視点から運動をひも解く 樋口貴広(知覚運動制御研究室)

セラピスト向け情報発信ページ

#751 8月の学会参加・発表予定

8月に2つの学会に参加し,発表をする予定です。特に日本体育・スポーツ・健康学会では多くの研究室スタッフが発表予定です。参加された方々と多くの交流ができますことを楽しみにしております。

特別講演を担当します。タイトルは,「思考し表現する力の育成 ─研究教育の立場から─」です。私はリハビリテーション従事者を大学院生として受け入れ,研究教育を行っています。そこで重要視していることが,思考し表現する力の育成でです。この講演では,なぜ思考力・表現力を磨くことが,これからのリハビリテーション職種に必要と考えられているのかについて,研究教育の立場から説明します。その上で,大学院において院生の思考力・表現力向上のために行っている指導実践例を紹介します。拙著「研究的思考法:想いを伝える技術」の内容に沿った発表となります。


以下のスタッフが発表予定です。

大会2日目,8月31日(木)テーマ別:健康福祉研究部会

○一般口頭発表(9:00-10:00)
須田 祐貴「バーチャルリアリティを用いた身体協調性を向上させる方法の提案」
佐藤 和之「高齢者における道路横断判断に対する知覚トレーニングの効果検証」

○シンポジウム「認知と運動の支援―テクノロジーの活用―」10:10-12:10)
樋口貴広「バーチャルリアリティを用いた運動学習の支援」

大会3日目,9月1日(金)体育心理専門部会

○一般ポスター発表(10:00-12:00)
梅森 拓磨「拡張現実下における大きさ-重さ錯覚」
渡邉 諒「移動行動時の姿勢動揺リスクを考慮した動作準備の最適化―行動選択肢の確率操作を用いた検証―」
清水 海斗「不器用な人の支援を目指したVRボール捕球システムの開発」
井上 純輝「ジャグリングにおけるボール軌道視認の重要性―バーチャルリアリティ環境下で実現した3ボールカスケードを対象として―」

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