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知覚・認知の視点から運動をひも解く 樋口貴広(知覚運動制御研究室)

セラピスト向け情報発信ページ

#634 現在の研究室の活動状況


新型コロナウィルス感染拡大防止のため,大学における様々な活動が制限されています。研究活動も例外ではなく,今年度は様々な工夫を強いられている状況です。8月に入り,ようやく大学院生の入構制限がなくなり,十分な感染対策のもとであれば研究活動ができるようになりました。今回はこれまでの大学の状況を振り返りながら,現在の研究状況について報告します。

大学全体の対応についてはこちらをご覧ください

本学では7月上旬まで,学生の大学入構が禁止されていました。授業は全てインターネットを使ったオンライン授業で行いました。授業そのものは,オンラインの性質を最大限にいかすことで,教員・学生双方にとって意味のある授業ができたように思っています。しかし,大学生は貴重なキャンパスライフを楽しめず,サークル活動も禁止されてしまい,非常につらい状況を過ごしました。大学院生も,特別な事情を除けば大学入構ができず,実験をすることができませんでした。

8月以降,十分な感染防止対策を徹底したうえでの実験再開が認められています。7月以降感染者数が急増したため,現在でも予定したような実験はできておりませんが,スタッフ間でのデータ取得などを徐々に始めています。

これまで本研究室ではシニア世代の対象者を中心に,大勢の方に実験室に来ていただいておりました。こうした交流は,単に実験参加という事を超えて,地域の方々との情報交換として貴重な機会でありました。秋には少しずつでも,こうした活動を再開させたいと思っているところです。

研究室の感染防止対策はこちらをご覧ください。参加者に安心して実験室に来ていただけるよう,スタッフ一同努力いたします。

大学院のゼミは,今もなおオンラインで行っています。4月以降,全員が一堂に会したことはなく,画面上でしか会っていない院生もおります。早く状況が改善されればよいなと願う毎日です。


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