セラピストにむけた情報発信



Human Movement研究会@札幌




2017年3月6日
3月3日と4日に,札幌にて開催された研究会(Human Movement研究会)に参加しました。

この研究会は,「基礎運動学」「からだの自由と不自由」の著者である長崎浩先生,そして長崎先生と長く仕事をされてきた先生方で開催される研究会です。私個人は長崎先生と一緒に仕事をした経験はないものの,かつてこの研究会をオーガナイズしたことがあるなど,以前から深くかかわってきた研究会の一つです。

金曜日は小樽付近の温泉宿で,土曜日はピッカピカの北海道科学大学で開催されました。

金曜日の部は,夕方からエンドレスで行われる,合宿形式の研究会でした。6題の話題提供に対してそれぞれ1時間以上も時間をかけて議論を深めました。いわゆる学会発表形式とは違い,本の抄読や研究動向の紹介など,仲間内だからこそやりやすいテーマでの発表が特徴です。

私も,「隙間通過研究の動向」という話題提供のもとで話をしました。23時過ぎからの話題提供開始というのはこれまで経験がなく,良い思い出となりました。

土曜日の部は,通常の研究会スタイルで発表が進みました。博士大学院生の室井大佑氏が脳卒中片麻痺者の隙間通過行動のデータを発表してくれました。それ以外にも5題の話題提供があり,限られた時間の中で議論が深まりました。

研究会は札幌医科大学の古名丈人先生,および北海道科学大学の佐藤洋一郎先生のオーガナイズで運営されました。ここに記して謝意を表します。

     
     
     

(メインページへ戻る)