2016年11月21日

11月12-16日に，サンディエゴ・コンベンションセンターで開催された北米神経科学会に参加いたしました。この学会はメガサイズの学会です。日本からも非常に多くの研究者が参加します。今年は80か国から3万人の参加者がありました。

私は今回が初参加でした。サバティカルの生活の中で実現したかったことの一つが，この学会の参加でした。

発表は，先日Experimental Brain ResearchにPublishされた，目隠し状態での隙間通過歩行に関する研究でした。内容についてはこちらをご覧ください。

ポスター発表なのですが，私の発表はダイナミックポスターという特殊な発表形式での発表でした。大型ディスプレイにパソコンをつなぎ，動画や音声をポスターの中に埋め込むというスタイルの発表です。この形式の発表について打診があり，訳も分からず受託してしまいましたが，妙に目立つ格好での発表となり，若干恥ずかしい思いをしました。これもよい経験です。

会場となったサンディエゴは，最高気温が29度あるなど，気候も景色もまるで日本と異なる様相でした。海沿いのホテルから会場まで，徒歩30分の距離でした。無料のシャトルバス送迎もありましたが，会場とホテルのウォーキングがとても心地よく，最高のリフレッシュになりました。