セラピストにむけた情報発信



科研費プロジェクト「身体に根ざした認知の生涯発達と神経可塑性」



2014年9月16日

私が関わる科学研究費補助金研究の1つに,熊本大学の積山薫先生が代表をされている基盤研究(A)のプロジェクト,「身体に根ざした認知の生涯発達と神経可塑性」があります。
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教員レベルのメンバーは,積山先生のほか,九州大学の森周司先生,室蘭工業大学の寺本渉先生,筑波大学の山田実先生がいらっしゃいます。

主として高齢者の認知特性を測定し,その意義や応用可能性を多角的に検討することが目的です。私自身は,昨年度修了した川崎翼氏(現:了徳寺大学)の研究でテーマである,「身体刺激を用いたメンタルローテーション課題を介入課題とした立位姿勢制御の改善」のテーマで,本プロジェクトにかかわっています。研究内容は,こちらをご参照ください。

毎年1回,メンバーが集まって各グループの成果報告を行っています。今年度は,9月13日に京都大学にて研究成果報告会がありました。

本年度はゲストとして,高齢者研究で著名な,スウェーデンのLars Backman教授を迎得ました。その関係で,本年度は発表者が全員英語発表となりました。

本年度は,以下の4名より話題提供がありました。(諸事情により,内容は割愛いたします。)
・鈴木麻希(熊本大学研究員)
・川越敏和(熊本大学大学院博士後期課程)
・寺本渉(室蘭工業大学准教授)
・樋口貴広(首都大学東京准教授)

いずれの発表も周到な準備のもと,理路整然と英語でプレゼンがなされました。単に学術的知識の収集というだけでなく,英語でのプレゼン能力を高めるという意味でも,良い刺激をもらうことができました。

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