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❀ ひな祭りが今年も開催されました ❀

2019年1月

国際交流会館中庭の茶室“恕庵”

3月3日の桃の節句を前にして、
3月1日(金)国際交流会館中庭の茶室 恕庵“Jo-an”で留学生向けに “ひなまつり”が開催されました。
首都大学東京同窓会と、大学の国際センター、国際課,ダイバーシティー推進室及び学生有志の共催で企画・運営されたものです。
留学生に日本伝統文化の一端を知って貰うとの企画で、今回で3回目の開催です。


国際交流会館の中庭には立派な茶室があります。
現在、名鉄犬山ホテルにある茶室“如庵”(1951年に国宝に指定)を模して造られたものです。

ひな祭り(Doll Festival) Tea ceremony house“Jo-an”の説明はここをクリックしてください。(PDF 英文)

3月1日(金)のひな祭りの来訪者は67名(昨年51名)、そのうち、留学生は春休み中にもかかわらず24名と昨年(11名)を大幅に上回りました。なお、雛飾りは2月27日と2月日も一般公開されましたが、その来訪者は2日間で31名、昨年の来訪者をはるかに超えました。これには、大学の国際センターを始めとした先生方が留学生に、例年以上に積極的に呼び掛けてくださるなど、熱心な働きかけも大きな効果があったものと思われます。
また、今年、地域の住民の方が、手作りの立派な折り紙のお内裏様を留学生に差し上げてくださいといってケース入りで頂戴しました。この催しが、地域にも根付いてきているようです。


◇ 以下、式次第に従って、紹介します。

総合司会の佐藤大輝さんと通訳の仲間悠衣さんの司会でひな祭りは始まりました。

大橋隆哉国際センター長が開会のご挨拶をされました

岡部豊先生(右端)から、ひな祭りと茶室「恕庵」についての説明。留学生は熱心に聞いていました。

茶室のそばにある「鹿威し」。いい音を立てています。


❀ 続いて、留学生が、それぞれの国のお祭りを紹介
   今年は、中国とインドの留学生による紹介でした。

中国のお祭りについて説明する
  郝雅楠(カク ガナン)さん。
  写真の右側は通訳の仲間さん

続いてインドからの留学生
   Gupta Anuさんの説明。


❀ 最後は、恒例のひな祭りの歌の紹介

右が歌唱指導の吉野佑香さんと中永早映さん、
左がフルートで伴奏の大井滉也さんと
飯島千陽さん

歌唱指導をする写真左から吉野佑香さんと中永早映さん。

ひな祭に関係する歌の紹介の後は、全員立って歌唱指導を受けました。
飯島千陽さん

中に入りきれずに外で歌う留学生の姿も。

最後に全員で記念撮影。会の終了後もひな壇の前で留学生も法被を着て記念撮影をする様子が多く見受けられました。

総合司会者、通訳、管弦楽演奏者、歌唱指導などをしていただいた学生有志の皆さん。この方たちの協力なくしては、ひな祭りはできません。

ひな飾りの前で。

❀ 夕方からは、留学生、協力いただいた先生方との懇親パーティーが場所を変えてありました。

留学生の方たち。

ひな祭りにご協力いただいた先生方も参加していただきました。

留学生と学生が話をするシーンがあちこちで見られました。

黒川同窓会副会長と留学生の皆さん

同窓会では留学生に雛あられ、甘酒をふるまいました。この雛あられに添えられた折り紙の“おびな”と“めびな”は同窓会事務局員の手作りの力作です。なかなか好評でした。