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平成30年ホームカミングデーが開催されました。

2018/11/10

11月3日(土・文化の日、第14回みやこ祭最終日)に平成30年ホームカミングデーが大学と同窓会の共催で開催されました。今年のみやこ祭の開催は11月1日(木)~3日(土)で、期間中に平日が2日あり、来場者の3日間累計は約2万8千人にて休日が一日多かった昨年より15%ほど減少しました。しかし、最終日の11月3日(文化の日)は、昨年の最も多い日を上回る来場者があり、大いに盛り上がました。
ホームカミングデー開催について、大学の同窓生への呼びかけを、みやこ祭パンフレットからご紹介します。

同窓生の皆様!南大沢キャンパスへようこそ!!


今年度のホームカミングデーでは、同窓生の皆様を心より歓迎する気持ちを込めて[ホームカミングデーセレモニー]を開催します。
 上野学長のご挨拶を始め、学生達の演技披露、学友歌の合唱などを行い、ホームカミングデーを盛り上げて行きたいと思います。また[同窓会交流スペース]をオープンしますので、休憩や同窓生の皆様の再会の場としてご利用ください。
 みやこ祭も同時に開催されていますので、学生達の模擬店や成果発表などもお楽しみ頂き,大学の〔今〕に触れて頂ければと思います。
 同窓生のお帰りを、心より歓迎し、お待ちします。

同窓会イベント委員会、及び事務局では、南門にホームカミングデー受付を設置して、みやこ祭パンフレット、オープンラボパンフレット、及び先着100名様に500円相当の模擬店クーポン券を無料配布しました。

これは、受付で用意した効率的な“おすすめコース”です。

11時~ ホームカミングデーセレモニー 講堂小ホール:正門入ってすぐ左
   昼食はクーポン券を使って模擬店で軽食
   91年館大学展示室見学南門を出て右
13時~記念講演会 [小笠原]の自然] 1号館 120番教室
14時過ぎ 理工オープンラボ・大学祭見学
          8,9,11、12号館、飼育棟;アーケードを通りキャンパス奥へ進む
15時頃  国際交流会会館 同窓生交流スペース
   なつかしい写真展:飲み物・サービス
15時半~同窓会総会へ 国際交流会館大会議室
16時半~レストランにて交流会  国際交流会会館 ルヴェソンヴェル

11月3日ホームカミングデーの一日を朝の9時から時間をおってご紹介します。11時からはイベント委員会提案の“おすすめコース”に従ってご紹介していきます、


3日のイベントステージは9:45からの首都大学東京吹奏楽団の軽快な吹奏楽でスタートした


9時頃。12時から始まる[お笑いライブ〕の入場整理券配布を待つ人の長い列。
午前中は晴天で、大学広場の5号館(旧人文棟)は朝日に輝いていた


9時半ごろ。南大沢駅に電車が着くたびに多くの人々が南門の階段を上がっていった。
階段には今年のテーマ[Direction]の装飾が。イチョウの黄葉には今しばらく時間が 必要なようである


    

10時を過ぎると通路は人であふれた



11時 首都大学東京 ホームカミングデーセレモニー

11時から講堂小ホールにおいて、大学主催のホームカミングデーセレモニーが行われた。 上野 淳学長式辞、中村 汐里大学祭実行委員長挨拶、黒石 輯同窓会会長の挨拶があり、引き続き
古典ギター部、競技ダンス部、グリークラブ の出演があった。写真のャプションはパンフレットから抜粋。


  上野 学長から、“本学の教育・研究”は着実に発展していることを報告、南大沢キャンパスは美しい季節であり、みやこ祭・ホームカミングデーを楽しんでいただきたいとの式辞があった。
  中村大学祭実行委員長挨拶では同窓会からの支援に対する謝辞、来賓として挨拶した黒石同窓会会長からは同窓会の財政基盤をより強固なものとして、今後とも学生に対する支援を行っていくとの挨拶があった


  古典ギター部演奏 曲目 [愛をこめて花束を(superfly]
  クラッシックギターによる演奏。今年の12月1日に都立大学時代から数えて49回目の定期演奏会 をおこなうとのこと

    

Tu Me Das(チャチャチャ) My Hear Will Go On(ワルツ)


    

The Ocean(ルンバ) Libertango(タンゴ)

  競技ダンス部
都立大学時代から長い歴史を持つ部活動で、毎年多くの大会において常に上位の成績を納め、全国大会でも優勝を納める実力を持っている



  グリークラブ
男性合唱を行なっている部活動です。その歴史は古く、当団の前身である東京都立大学グリークラブ
は昭和32年に創設されました。本日は当団の歴史を紡いできたOBの方と共に演奏いたします。
・いざたてよ戦人よ(訳詩:藤井泰一郎、作曲:J.マクグラナハン)
・酒頌(原詩:W.B.イェーツ、訳詩:林望、作曲:上田直樹)



フィナーレは会場全員で学友歌を合唱。“明け初むる 八雲ヶ丘辺 朝霧は若きいのちと 学塔をこめて流るる ・・・・・・・・・・”



昼休のおすすめコースの首都大学東京91年館 学芸員養成課程展示室』に行く。企画展も開催するが、現在は常設展示であった


    

両側に模擬店の並ぶインフォメーションギャラリー(アーケード)を通ってキャンパス奥に向う。 同窓会 模擬店クーポンを使える模擬店表示

    

抽選で選ばれた77の模擬店が出店していた。 アメリカンブットボール部の皆さん。 柔道部 “伝統の味”おでんの模擬店
午後4時から20名ほどのOBがここに集まる予定とのことであった

13時から 同窓会提供記念講演会 世界遺産『小笠原』の自然  1号館120番教室
          —首都大学東京の小笠原研究50年—
   講師;可知 直毅先生 首都大学東京大学院 理学研究科 生命科学専攻 植物生態学研究室教授
   講演内容:

本学は、小笠原諸島が日本に返還された直後から50年にわたり『小笠原』研究に取り組んできた。小笠原諸島は、海底火山を起源とする亜熱帯性の海洋島で、特異な自然環境を有している。そのため小笠原諸島は2011年に[進化の見本]として世界自然遺産に登録された。今回の講演では小笠原の自然の価値とその保全の取り組みについてのお話しをして頂く。

(案内チラシより)

 

講演会には、同窓生、近隣の方々、本学関係者など150名を超える受講者が集まりました。黒石会長の挨拶の後、パワーポイント使っての講演がありました。
 特に先日、NHKスペシャルで放映された、東京都、本学、NHKが連携して小笠原諸島に属する南硫黄島自然環境調査団の記録映像の紹介は非常に興味深いものでした。
 活発な質問もあり、予定時間を少し延長して、14時10分に講演会は終了しました。


可知 直毅教授の講演 研究成果及び今後の予定は小笠原委員会HPに掲載していくので是非閲覧して欲しいとのことであった。URLhttps://www.tmu-ogasawara.jp/


“生物多様性ということが言われ、在来種と外来種が共生してもいいのでないかとの意見があるが、外来種は在来種に対して2000倍の勢いで増殖し、生態系を破壊することが問題である”と力説されていた。

    

子供も多かった。“勝って嬉しい花一匁・・・・・”[はないちもんめ]で遊ぶ子供たち。11号館裏手。 目黒キャンパスから南大沢キャンパスへの移転 記念である[八雲ヶ丘]記念碑は、この日は格好の子供たちの遊び場となっていた。

    

理工オープンラボ 飼育棟
神経細胞研究室飼育棟の前のスぺースでは毎年、伊豆七島のお酒と“くさや”が販売される。ここは生命科学の同窓生の“よきたまり場”となっている。左から田中和夫元同窓会会長、黒川同窓会副会長、光藤理事、近藤さん(生命科学大学院生)
ここ1年から2年前に生命科学を卒業した同窓生の環と絆

    

オーブンラボ
植物生態学研究室 
先ほど講演を終えた可知教授が来ていた
オーブンラボ
分子遺伝研究室の皆さん

    

体験科学実験室2018;化学サークル[TMU−SFC]と化学コースの教員により構成され、[体験化学実験実行委員会]により運営されています。毎年大人気で小さな化学者が保護者とともに化学実験を楽しんでいます、実験の内容はなかなか高度で100ページにのぼるHANDBOOKか作成されています。この団体はこれまで何度も同窓会長特別表彰、プロジェク奨励賞を受賞しています。


8号館前のにぎわいとケヤキ並木の紅葉
理学部オープンラボは数理科学で2か所、物理学で3か所、化学で3か所、生命科学で12か所 システムデザイン学部電子情報システム工学2か所、機械システム工学で5ヵ所合計25か所開設されていました。訪問者の多くは受験生です。目的のオープンラボ見学を決めておかないと効率よく見学できません


人通りの多い通路から一歩奥に入るとキャンパスの自然が豊かです。11号館前の池 


15時頃  国際交流会会館 同窓生交流スペース
   なつかしい写真展:カクテル・飲み物・サービス

    

国際交流会館ホールに同窓生交流コーナーが大学により特設され、三々五々とキャンパスを散策してきた同窓生が集まり、歓談の環が広がった。今回の“なつかしい写真”は写真部が選び、展示した また、学生団体”美酒倶楽部”の協力を得て同窓会はカクテルを提供した


15時半~同窓会総会へ 国際交流会館大会議室

15時半から国際交流会館 大会議室において第15回首都大学同窓会総会が開催されました。
会長挨拶において黒石 輯会長は学生支援のための財政基盤の強化・確立をすること、及び大学の名称変更が予定されているがこれは同窓生が動いた結果と認識している、新生都立大学となることは同慶の至りであるとの趣旨の挨拶があった


同窓会規約では評議員会の議長は、評議員会の議決結果を報告し、総会の承認を得なければならないと規定されている。10月13日(土)開催の第15回評議員会の議長であった林副会長がよんどころない所用で欠席、代わって荻原 信吾理事が第15回評議員会の議決結果を報告し、満場一致で承認された。
総会議案は次のとおり。
          第一号議案 第14期決算報告・監事会計報告 
          第二号議案 第15期予算(案)
 なお、評議員会では次の議論があったことが報告された
①会報はデジタルで良いとの意見があった。一方、当面は紙(会報)とデジタル併用がよいとの意見もあった。
②同窓会に参加することのメリットを明確にして発信すべき。
③理事、評議委員選任の仕方について検討すべき。


総会終了後、引き続いて上野 淳学長より[同窓会の皆様へ”首都大学東京の今”]とのテーマで説明があった。
 テーマは①大学名の変更について②「TMU Vision2030の策定」④首都大学東京第3期
中期計画の概要⑤学部再編 ⑥TMUプレミアム・カレッジ⑦首都大学研究センター一覧⑧国際化に向けた取り組み⑨入試状況⑩卒業生・修了生の主な就職先⑪ホームカミングデー⑫さまざまな活動と多岐にわたるものであった。
大学名の変更については首都大学東京の卒業生は2万5千人いる。かれらは首都大学東京の校名に誇りを持っている、彼らに十分なケアをしていかなければならならない。また、2018年学部、学科の名称を基本に戻す再編成をおこなった。入試競争率を心配したが、全学平均6.8倍で国公立大学180校の中で5位の競争率であったとの説明。


16時半~レストランにて交流会  国際交流会会館 ルヴェソンヴェル

    

16時半から恒例の交流会となった。黒石会長挨拶、上野学長挨拶と続き、田中和夫元会長の乾杯で交流会の歓談の輪は波のように広がっていった。



ご来賓の方は次の15名の方々でした。
首都大学東京 学長 上野 淳様、学生サポートセンター副センター長 永井 撤様、
理学部長 村上 哲明様、システムデザイ学部長 諸貫 信行様、健康福祉学部長 渡邊 賢様、
事務局長 奥田 信之様、経営企画室長 小河原 静子様、総務部長 蜂谷 典子様、
管理部長 西原 睦様、学生サポートセンター事務部長 木幡 晃様、
東京都立大学元総長 荻上 紘一様 大阪府立大学東京同窓会会長 山田 昭正様、
幹事長 竹本 勇一様、副幹事長 金子 俊彦様、The Tokyo-Uクラブ 会長 福地 勉様

    

第10代 東京都立大学総長(1999~2003)
荻上 紘一氏挨拶。大学名が東京都立大学に代わることを評価すること、新しい都立大学に期待するとのスピーチがあった
本日、講演して頂いた可知 直毅教授挨拶

    

The Tokyo-Uクラブ 会長 福地 勉様挨拶 The Tokyo-Uクラブ 菅原英基さんの 飛び入り”ロープマジックショウ”

駆けつけてくれた応援団長によるエール


フィナーレは学友歌の大合唱となった