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2018年度入学式が行われました。

2018/04/16

4月8日(日)午後2時30分から、東京国際フォーラムにおいて、2018年度の入学式が行われました。
先日の卒業式とは違い青空の広がる良い天気でした。
今年の新入学生は、学部1694名、大学院859名、助産学専攻10名の合計2563名です。
当日は、入り口に早くから多くの新入生や保護者が並んだため、13時30分の開場予定時刻を15分程度くりあげて入場が始まりました。
今年は、天気に恵まれ、休日ということもあったせいか、保護者の出席が例年以上に多かったようです。開場前に保護者席は満員になり、溢れた保護者は学生席に誘導されるような状況でした。
式は14時30分に始まり、国歌演奏 上野学長の式辞 小池東京都知事の祝辞 尾崎東京都議会議長の祝辞 島田理事長の挨拶 そのあと、黒石同窓会長の挨拶 福地U-club会長の挨拶と続き、最後に管弦楽団の演奏、グリークラブの校歌合唱、応援団のエールで15時50分閉式となりました。

    

入場風景 新しいクラスメイト(?)と記念撮影

    

同窓会では、この日保護者に「お誘い」を配布して、 同窓会への加入を呼びかけ 家族と記念撮影

会場風景
下が学生席、上が保護者席
式辞を述べる上野淳学長

小池百合子東京都知事の挨拶

島田晴雄理事長挨拶

会長挨拶要旨
皆さん入学おめでとう。ご臨席の皆さんにも心よりお祝い申し上げます。
本学の同窓生は6万人を超えます。
全国に6支部を擁しています。最近では海外に支部を作りつつあり、シンガポールに続きマレーシアにも支部が立ち上がりました。今後、さらにもっと世界各地に拡げて皆さんが留学の際に支援できるようにしたいと考えております。
6万人という人数は多くはありませんが、政財官各界で立派な業績を上げている方が沢山います。
ノーベル賞候補に挙げられている人もいます。時々テレビにも取り上げられますが、サバイバル登山家・冒険家もいます。上野学長は本学卒業生であり、卒業生で本学の学長になった第一号です。また、どうしても電車の運転士になりたいといって、山手線の運転士になった人もいます。 このように多士済々です。
私はこのような方の下で、同窓会活動に携わらせていただいていますが、学生をいかに支援していくかに最も力を注いでいます。
学内に学生サポートセンターがありますが、そこに卒業生を就職相談員として派遣して、皆さんの就職の相談やアドバイスをしています。
また、皆さんが学生時代に、課外活動に積極的に取り組むあるいは何か高い志を持って企画実現に取り組み、その結果立派な成果あるいは企画を立てたとの申し出があった時、審査してこれに助成金を出して応援するということやっています。
各界—主に経済界ですがー社長を経験されたような方をお呼びして、その会社での経験や業界の情報、状況などを直に話していただくという講座を設けております。私も講師をやりましたが、皆さんの目の輝きを感じました。
さらに、大阪府立大学との対抗戦に助成をしております。
同窓会は、会員相互の親睦をはかるということも目的の一つでありますが、それはさておき在校生をいかに支援するかを第一に考えており、それに力を注いでいます。
このような同窓会にぜひみなさん参加をお願いしたい。
私は、2年後に東京オリンピックを控えた1962年に入学しました。
入学時は、オリンピック景気に支えられ、就職は売り手市場でした。しかしオリンピックが終わると一転して買い手市場、就職難になりました。
現在も売り手市場です。当時と同じことが繰り返されるかどうかわかりませんが、皆さんはそういう過去の歴史を認識しながら勉学に励んでほしいと思います。
私がモットーにしている言葉に「本立而道生」があります。
論語ですが、これは本質を知れば、おのずと間違いのない対応策は見えてくるという意味だと理解しています。
どうすれば本質を知ることが出来るか。これには近道はありません。失敗などの経験から学ぶ、先輩の残した知の遺産をしっかり読んで、自分のものにする、すなわち読書を経由してえるということもあります。
これからに大学でいろんな先生から大いに学ばれると思います。それをよく服膺して、悔いのない学生生活を送ってほしい。

管弦楽団の演奏
曲は、ベートーベンの交響曲第3番「英雄」第4楽章
校歌合唱
合唱はエリカ混声合唱団と グリークラブ
応援団による学友歌