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南大沢キャンパスに80年の時を経て静かに咲く紅梅を見に来ませんか?

2018/03/05

  都立大学ではドイツ語をご教授されていた白旗信先生から1936(昭和11)年に贈られたと記録の残る紅梅がまもなく見頃を迎えようとしています。91年館からさらに奥に進んだ文系の事務室裏手でひっそりと赤いつぼみをふくらませています(2/20現在)。
 図書情報センターの古野様にご尽力いただき関連資料を探していただきましたが、残念ながら特筆した記録はみつかりませんでした。なぜ昭和11年に贈られ、戦争を超え、そして今なお立派な花を咲かせているのか、不明な点は多いものの大学の歴史をひもとく貴重なシンボルとして大切にしていかなければと思います。調べていただいた中に昭和11年に府立高等学校の学生歌が生まれ、同年11月に府高同窓会設立されたこと、その12月には前年に亡くなられた川田正澂先生の胸像の除幕式があったことなどが記録として残っているとのこと。また、南大沢での記録として南大沢に引越ししてすぐの1992年に目黒キャンパスB棟前から移植した紅梅の前で紅梅を愛でる集いがあったとのことなど。きっとこの紅梅はそうした出来事と関連があったのではないかと思いますが、同窓生で何か情報をお持ちであればぜひご連絡ください。