2021年4月4日より、リニューアルした新サイトを公開しています。こちらよりアクセスしてください。

11月3日(文化の日)同窓会提供講演会の講師が決まりました。

2017/08/02

11月3日(金・文化の日)ホームカミングデーに同窓会が提供する講演会の講師は“妖怪”の研究で知られる同窓生の小松和彦氏(専門は民俗学・文化人類学)に決まりました。
小松氏は2016年度の文化功労者として顕彰されました。現職は国際日本文化研究センター所長です。
 国際日本文化研究センターについては、ここをクリックしてください。

日時 :2017(平成29)年11月3日(金・文化の日)   13:00~14:00
場所 :南大沢キャンパス 1号館(教室棟)120番教室         
テーマ:「研究は楽しい謎解き−私の妖怪研究史を語る−」      
講演について小松講師から次のコメントを頂いています。

研究は、これまで未知であった事柄、つまり「謎」を解き明かし、私たちの知識の体系のなかに組み込んでいく作業です。まだ解き明かされていない謎は、至る所に存在しています。
それを発見し、それに忍耐強く取り組み、やがてそれが解き明かされたときの快感は、研究者にとって、なにごとにも代えがたいものです。この講演では、私の謎解きの人生を振り返ってみたいと思います。


小松 和彦氏 プロフィール
国際日本文化研究センター所長
1947年東京都生まれ。
東京都立大学大学院社会科学研究科博士課程単位取得退学。信州大学講師および助教授、大阪大学文学部助教授及び教授、1997年国際日本文化研究センター教授、2012年国際日本文化研究センター所長
1979年第10回澁澤賞(公益信託澁澤民族学振興基金)受賞。2013年紫綬褒章受章。2016年文化功労者顕彰。専門は民俗学、文化人類学。
主な著書に、『神々の精神史』(講談社学術文庫)、『憑霊信仰論』(講談社学術文庫)、『異人論』(ちくま学芸文庫)、『悪霊論』(ちくま学芸文庫)、『妖怪学新考』(洋泉社MC)、『異界と日本人』(角川書店)、『妖怪文化入門』(せりか書房)、『百鬼夜行絵巻の謎』(集英社ビジュアル新書)、『怪異の民俗学』(全八巻、河出書房新社、編著)、『日本妖怪学大全』(小学館、編著)、『妖怪文化研究の最前線』(せりか書房、編著)、『いざなぎ流の研究』(角川学芸出版)、『「伝説」はなぜ生まれたか』(角川学芸出版)など多数。