平成26年度成績優秀者表彰が行われました
南大沢キャンパスは彼岸を過ぎて、秋らしくなってきました。10月1日からの新学期を前にして9月25日(木)講堂 小ホールにおいて平成26年度成績優秀者表彰式が行われました。原島学長以下、幹部教職員、来賓として招かれた黒石 輯同窓会長が出席して、今年度も学部・系を代表する2年、3年、4年生から選ばれた149名の成績優秀者が表彰されました。表彰者には大学から金一封の副賞、同窓会からは記念品として、同窓会名入りボールペンが贈呈されました。
表彰式当日は台風16号から変わった低気圧で変わりやすい天気でした。表彰式が行われた時間には晴れ間もありました。大学広場の桂の木はすこし黄葉してきました。
表彰式の開会 出席者全員で挨拶
黒石 輯同窓会会長挨拶
原島学長挨拶
黒石 輯会長の挨拶の要旨は次のとおりでした。
皆さん 成績優秀表彰おめでとうございます。
同窓会からもその顕彰の意を持って、ささやかではありますが記念品を贈呈いたしたいと思います。
ここにお集いの149人の皆さんは、全学の3%にあたる学業優秀な方々だとお聞きしました。これは皆さん方が、不断の努力を傾注されたからであろうと思いますし、私はその姿勢を高く評価したいのです。何故なら、たゆまぬ努力を重ねることができるというのもひとつの能力であり、これはいかなる業界にあっても必要不可欠な能力であるからです。
私が親しくしていたある経営者は、「会社を動かしているのは、努力を惜しまず人間的な魅力をも備えた30%程度の人材だ。後は烏合の衆に過ぎない。」と断言されていた。私の経験から推しても、この見方はあながち否定できないように思います。つまり、不断の努力を傾ける能力に加え、魅力ある人間性があってはじめてリーダーとしての資質が整うということであります。
皆さんは学業優秀であるという認定を以って、不断に努力する能力が備わっていることを示された。これからは、人を惹きつける人間性の涵養に努めてもらいたいのであります。周りに人が集まれば自ずと生きた情報が集まります。その情報の活用が“集団を動かす”ことになるのです。
皆さんが各界で活躍される人材となられ、首都大の名声を一層高めていただくよう、同窓会として心から期待しています。