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平成26(2014)年度入学式が行われました

2014/04/16

4月8日(火)15:30から東京国際フォーラムAホールにおいて、平成26(2014)年度入学式が行われました。
今年度入学者は学部1,639人、大学院921人合計2,560人です。新入生は4月1日から7日までに履修説明などの多くのガイダンスや新入生歓迎行事などを終え、この日の入学式を迎えました。
4月9日(水)から授業が始まります。


定刻15:30に原島学長、川淵理事長を始めとして幹部教職員(左側)続いて舛添東京都知事、吉野都議会議長、黒石同窓会会長など(右側)来賓が登壇を終え入学式が始まる


原島学長 式辞(新入生 起立時に撮影)

原島学長 式辞
式辞は多岐にわたる内容であった。その中で“本学は タイムスの世界大学ランキングで日本国内6位にランクされることとなった。皆さんが勉学がするための環境は素晴らしいものであり、全力を尽くし勉学をしてほしい”と話されたことが印象に残った。


舛添東京都知事祝辞

舛添東京都知事祝辞要旨
次の3点のことをご自分の学生時代の経験、大学で教えていたことの経験を交えて話された。

①物事は総合的・俯瞰的(鳥が空から見るように)心がけることが大切である ②すべての人は異なる考えをもっていること、すなわち多様性を認識しなければならない。多様性を認識することは民主主義の原点であり、これを否定することは全体主義であり、ナチスドイツ台頭の悲劇に結びつく ③国際性を持たなければならない。現代において人は国際性を持たずに生きていけない。俯瞰的ものの見方、多様性を認めること、これらの思考で国際性を得ることが必要、このためには深い教養と、専門知識が必要であるが、まずは語学である。英語は話せて当然で、第二外国語(ドイツ語・フランス語・スペイン語など)を自分のものとしてほしい。できれば第三外国語を学んでほしい。


舛添東京都知事の祝辞の後、吉野都議会議長の祝辞、来賓紹介の祝電披露、教職員紹介があり、その後に首都大学東京同窓会会長がお祝いの挨拶を行った。


挨拶をする黒石首都大学東京同窓会会長

黒石会長挨拶要旨
ご入学おめでとう。
皆さんは人生の中で最も自由な時間を手にされたが、在学中の過ごし方次第で、その後の人生が大きく変わるといって過言でない。
まず、勉学に励んでもらいたい。全優をねらうぐらい研鑽しないと、実社会で他大学出身者と競い合えない。
しかし、今後は『知識』だけでは充分に対処できない。「知に働けば角が立つ、情に棹差せば流される」というのが実社会であり、「知」と「情」の均衡が取れた人間性が求められる。時・場所・情況に応じて自己の立ち位置をわきまえ、問題意識を持ってコトに対処する能力、いわゆる『智恵』が必須になる。
私が最も教えを受けたのは創業者経営者の方々だ。彼らはいずれも『智恵』の塊のような方だった。それは、幾多の苦難に遭遇し挫折を味わいながらも、めげずに挑戦してきたなかで培われたものであろうが、いずれの方も寸暇を惜しんで読書をされていた。「智恵」は生きていくなかで諸々の経験を通して体得していきながら、読書によって補強されると思わざるを得ない。
どうか皆さん、失敗を恐れず、自己の思うところに挑戦し、そして、読書にいそしんでもらいたい。在学中の読書量が、必ず、実社会での実績に反映するはず。
悔いのない学生生活を送られんことを願っている。

最後に、首都大学東京同窓会について申し述べる。
 会員数は6万人を超え、全国に7支部を擁する体制となっている。規約に定められた目的である「母校の発展へ協力」、「より一層の会員相互の親睦」、「後輩との継続を図る」を達成するための各種事業を展開してきているが、近年注力している事業が在学生への支援活動だ。つまり、「就職活動の支援」、「課外活動についての応援」、「寄付講義の提供」等であり、加えて、難しい課題だが、在学生の海外留学に係わるサポート体制のあり方を検討しようとしている。
 こういった事業を円滑に遂行していくためには、なんと言っても、同窓会の財政が健全でなければならない。皆さんの積極的な同窓会への参画を願う。


ロビーでは大学の記念撮影のサービス


同窓会では“横断幕"を張り祝福した 



MX TVのインタビューを受ける新入生


同窓会の“入会のお勧め"を保護者に配布  



チアリーディング部が入学を祝した



応援団のエール


エリカ混声合唱団の校歌合唱



首都大学東京管弦楽団による新入生への贈り物“ドボルザーク 交響曲第8番第4楽章”の演奏