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平成23年度中部支部総会が開かれました。

2011/11/16

10月16日に、名古屋市ノリタケの森にて中部支部総会を開催しました。
来賓として、田中努同窓会長、長年交流のある大阪府立大学名古屋校友会より木本会長様・山口幹事長様をお迎えし、総勢16名の参加で行われました。
中部支部の発足より10年が経ちましたが、ノリタケの森も開業10周年ということで懇親会費を安くしていただいたので、浮いたお金でまず全員でクラフトセンターの見学をしました。
陶磁器の製作過程の見学から、オールドノリタケなどの創業以来の製品の展示などを見ることができ、それぞれ見識が深められたことと思います。

引き続きレストラン「キルン」に会場を移動して総会を開催し、活動報告・会計報告・監査報告および役員改選などを行いました。
新役員の紹介の後、田中会長より首都大学東京の現状と現在の経済状況についてご講話をいただき、首都大学東京は日本の大学のランキングで10位くらいのところにいること、法科大学院の合格者数でもベスト10にいることに、後輩達や教員の皆様が頑張っておられることを知り、頼もしさを感じました。
また経済については、アメリカの金融メルトダウンは少数派だが何年も前から起こりうることを指摘していた学者がいたことや、今回の東日本大震災のような大きなリスクは実は過去にも結構頻繁に起きていたことで想定外とは言えないことなど、見識の高いお話を頂戴しました。

その後懇親会に移り、歓談しながらコース料理とワインなどのお酒を美味しく頂きました。途中、自己紹介の時間がありましたが、今回は中部支部としては初めて科学技術大の卒業生から1名参加していただくことができ、科技大卒の方にもこれから参加していただくため幹事就任を要請したところ、快く引き受けていただき、今後の支部活動にも明るい話題となりました。

今回の参加者の大多数が50代以上で高齢化は避けられませんでしたが、ちょうど大学紛争の頃の入学の方が多く、その当時の大学のことが話題の中心となり盛り上がりました。
最後に今後の活動予定の報告と参加のお願いをして、盛会のうちに終了となりました。

今後は若い方の参加や科技大・保健科学大卒の方の参加を促していこうと考えています。
余談ですが、ノリタケの森は存続が危ぶまれていましたが、数日後にテレビで記者会見の模様が報道され、会社が運営を続けて存続されるとのことで、我々の総会の盛り上がりがこれに一役買ったのではと思った次第です。
幹事:市原 敏秀(都32・理・化学)