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11月3日 みやこ祭協賛同窓会提供講演会 の開催を近隣の方々にPR致しました。

2010/10/24

10月21日、多摩地区に配信しているミニコミ誌“週刊もしもし新聞”に“みやこ祭”同窓会提供講演会のPRを掲載いたしました。
下記はその記事です。会員におかれましても是非ご参会ください。
(記事の、デザイン、レイアウトは“もしもし新聞”の了解を頂き 同窓会にてアレンジしています)

今、話題を集める、認知症とうつ病についての講演会です。

いざという時のため「認知症」「うつ病」のこと一緒に考えませんか?


繁田雅弘学部長

認知症やうつ病に関して様々な場面で取り上げられることが多い今、それがどんなものなのか、おぼろげながら知っているという人は多い。
けれど、自分の家族や自分自身がこれらに直面した時、悩み、とまどい、迷う人が大半だろう。

そこで、首都大学東京同窓会が、11月1日(月)~3日(祝)で開催される「みやこ祭」の協賛事業として、首都大学東京健康福祉学部の繁田雅弘学部長を講師に迎えて、講演会「認知症(アルツハイマーを含む)とうつ病ーその見分け方と対応方法」を開催する。

認知症について
総務省が発表した2010年9月15日現在の推計人口によると、65歳以上が総人口に占める割合は、23.1%で、日本は超高齢社会と言える。
認知症は、老化に伴うもの忘れの増加といった誰にでも起きる現象は含まないが、加齢に伴い、認知症患者の比率が高くなるのも事実。
つまり、高齢者の増加は、認知症患者の増加を意味する。
「認知症は一度出ると、ゆっくり進行していきます。そして、2、3ヶ月で急に悪くなることも多い。できるだけ早めに受診すると進行を抑えることが可能です」と繁田学部長。
「忘れるのは本人が怠惰だからではありません。叱ったり責めたりせず、 良い方向に進めてあげるのが大切。見守る側の、些細な心がけです」

うつ病について
責任感・義務感の強い人、のめり込みやすい人が、うつ病になるケースが多いと言われる。好きなことさえやらなくなった、やろうと思うけれどやる気になれない、さらには絶望感も強くなる…そんな症状が出ているようなら要注意だ。
「うつ病は、良くなるものと良くならないものがあります。 決して慌てず、騒がず、医療機関を受診して、医師の判断を仰ぎましょう」
場合によっては、2、3ヶ月で治ることもあると言う。
「認知症は機能の障がい、うつ病は感情の病気です。その違いを知った上で、それぞれに上手に向き合うことをおすすめします」と繁田学部長。
「もしも」「万が一」ではなく、認知症やうつ病は誰の身にも起こりうるもの。
だから、正しく理解し、どう接すれば良いかを、いざという時のために知っておくのは大切。
「小学生もぜひ、お出でください。家族で家族のことを考えるきっかけにしていただければ」さあ、気軽にどうぞ!

【講演会】

  1. ■ 日時/11月3日(祝)12時半~13時半
  2. ■ 会場/首都大学東京南大沢キャンパス1号館120番教室
  3. ■ 入場無料 申し込み不要

※講演会終了後、首都大学東京同窓生のささやかな懇親・交流会を開催。
参加希望者は事務局まで連絡をお願いします。

《繁田雅弘学部長》
1958年生・医学博士。1983年東京慈恵会医科大学卒業。
2003年東京都立保健科学大学教授。2005年より現職。
首都大学東京同窓会事務局
TEL・FAX042-670-7702
八王子市南大沢1-1 首都大学東京内 (京王相模原線南大沢駅徒歩3分)