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4月7日入学式が行われました。そしてキャンパスは桜が満開です。

2009/04/09

“学部に入学された方、大学院に入学された方、おめでとうございます。
父母の方を初めとして家族の方々はさぞお慶びのことと思います”
と祝福の言葉を述べ、田中会長ら次の要点の挨拶がありました。

  • 同窓会には約5万人の会員がいます。皆さんの勉学について、学生生活について同窓会はできる限りのサポートを致します。
  • 大学の起源は11世紀から12世紀中世ヨーロッパ イタリヤ、ボローニヤ大学とされています。
    その後フランス、パリ大学 イギリス、オックスフォード大学が開学されていきました。
    これらの大学は約1000年の歴史があります。これに対して首都大学東京の前身の一つは都立大学であり、都立大学の前身である東京府立高等学校は1929年の設立です。
    ここから数えると80年の歴史となります。
    ヨーロッパの大学の1000年の歴史とは比べられませんが、80年の歴史と伝統があることを心に留めていただきたい。
  • 学部入学の皆さんの中には”系“に属する方がいますが、”系“は”学部“に当たる組織です。皆さんは、”学部“に所属しているとの心意気で勉学に励んでください。
  • 最近、私のところに進路について相談に来た学生さんが数人いますが、彼らとの面談から“厳しい勉学をしているとは思えない”と感じたことがあります。
    文系ではゼミナールに入らなくても良く、卒論を書かなくても良い”系“がありますが、必ずゼミに入り、卒論を書いて頂きたい。
    教員の方々も学生を厳しく指導して頂きたい。学生生活の間に“自ら進んで勉学する”習慣を身に着けて頂きたい。
  • 大学院での論文は国際的に通用するものでなくてはなりません。学部でも同様と思います。
    海外の大学の授業内容がどんなものであるかは、ネットで調べられる時代です。
    ご自分の勉学の進捗が国際標準でどの程度あるか比較することも必要です。
    必要に応じて留学を検討してみてください。
    Ph.D(博士号)或いは海外大学の学位を取ってください。
    大学も国際交流を活発化させる策を取るとの話しを聞いています。
  • 昨年秋から就職状況は激変しています。
    大学時代に何を勉強したかを問われることになります。
    自ら進んで勉学した人が就職できる時代となっています。
    同窓生には社会の各界で活躍している人が大勢います。
    同窓会ホームページの“問い合わせ”にアクセスしてください。
    私を含めて同窓生は皆さんの相談に乗ります。


管弦楽団により ベートーベン 交響曲 第5番 運命 第2楽章(開式前)
第4楽章(入学式後半)が演奏されました。