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みやこ祭まであとわずか

2008/10/24

南大沢キャンパスで開催される “みやこ祭”(11月1日から11月3日 開催) が近づきました。
写真は開催まであと12日となった10月20日撮影した南門からの風景です。

同窓会では11月2日 (日曜日)午後2時から3時半まで同窓会提供の講演会を1号館 120番教室にて開催いたします。
同窓会では 南大沢キャンパスのある多摩地区の方々に、地域の新聞「もしもししんぶん」にこの講演会開催のご案内をいたしました。
この講演会については10月4日 ニュースでご案内していますが、再度ご案内します。皆様“みやこ祭”視察を兼ねて是非講演会にご参加ください。

もしもししんぶん”(有)多摩ネットワークセンター発行、2008年10月16日号から転載。

学-MANABU-
日本と中国、それぞれを見つめ直す講演会です。
日本と中国互いの違いを知って、それぞれの理解を深める

今年は、北京でオリンピック及びパラリンピックが開催され、中国が、世界に向けて様々な情報を発信。そして、注目を集めてきた。
そんな中、同じアジア人として、日本人と中国人は似ているように見えるものの、実に様々な点で違いが見られる。
そこで、首都大学東京同窓会が、11月1日 (土)~3日(祝)で開催される「みやこ祭」の 協賛事業として、中国古典の第一人者として有名な中国文学者の守屋洋氏による講演会を2日(日)に開催。テーマは、「日本の文化、中国の文化」。
「講演では、日本と中国の文化の違いをわかりやすく話していくつもりです」と守屋氏。「顔つきが似ているから、考えていることも同じだろうと思いがち、でもそう思うと大きく間違えてしまいます。中国とつきあっていくためには、違いを正しく理解していくことが大切です」と。
さらに、昨今の日本人は、日本の伝統を軽んじ気味で、日本人であることに誇りを持てなくなっているとも。
「中国の文化と比較することで、日本の特長、伝統・文化を見つめ、もっと日本人としての自信を持つことができるようになるのではと考えるのです」

普段は、中国古典の知恵を読み解きながら、経営者や企業の管理職向けの講演が多い守屋氏。
今回は珍しく、一般の人に向けての講演となる。しかし、「決して難しい話はしません」と守屋氏。自身の経験したことをエピソードとして交えながら、全く何も知らない方にも面白く思 えるように、わかりやすく話してくれるとも。
世界の今後を考えた時、中国は決して無視のできない国。この機会に、中国のありようを見つめ、それを通して日本を見つめる機会にして いきませんか?

日時/11月2日(日)14時~15時半
●会場/首都大学東京南大沢キャンパス1号館教室棟120番教室
●入場無料
●申し込み不要※当日直接会場へ

〈守屋洋氏プロフィール〉1932年生まれ。昭和35年東京都立大学人文学部中国文学科修士課程修了。中国古典に精通し、その分野では第一人者として、著述や講演等で幅広く活躍。現代社会の中で中国古典の知恵がどう活かされているか、難解で敬遠されがちな中国古典の神髄を平易な言葉でわかりやすく解説し続けている。著書は『孫子の兵法』『中国古典一日一 言』『「貞観政要」のリーダー学』等多数あり、今年に入ってからも『右手に「論語」左手に「韓非子」 現代をバランスよく生き抜くため の方法』『孫子に学ぶ12章 兵法書と古典の成功法』『《中国古典》役に立つ兵法120』『「三国志」乱世の人物学』等、続々と出版している。