平成25年度後期 幾何学特別講義II・広域数理科学概論(2)

時間割:水曜3限
教室:11−101

授業方針・テーマ

層係数コホモロジーについて講義する.

習得できる知識・能力や授業の目的・到達目標

コホモロジー群および特性類は,多様体の標準的かつ強力な不変量である.
この講義では,可微分多様体・複素多様体への応用を念頭に置いて,
層係数コホモロジーの定義・基本的性質・計算方法を,基礎から習得することを目的とする.
ド・ラムの定理が一つの目標である.

授業計画・内容

10/2		授業の目的と概要,微分形式(概略)
10/9		ド・ラムコホモロジー
10/16		ホモトピー不変性
10/23(休講)
10/30		特異コホモロジー
11/6		層		
11/13		
11/20(休講?)
11/27		チェックコホモロジー
12/4		層係数コホモロジー
12/11		
12/18		
12/25(補講)	二重複体
1/8		ド・ラムの定理
1/15		空間の構成
1/22		
1/29(修論発表会のため休講?)
2/5(補講)

テキスト・教科書等

R.O.Wells, Differential Analysis On Complex Manifolds, GTM 65, Springer-Verlag, 1973, 1980.
その他,講義時間中に指示する.

成績評価方法

授業参加度・レポート100%

特記事項

群論および多様体論の基礎的内容(幾何学A・代数学A)を用いる.
幾何学B,幾何学特別講義Iと関連するが,履修を前提とはせず必要事項は(証明抜きで)紹介する.
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