前回はワープロソフト起動, ウィンドウ構成, コマンド実行法(三種)に始まり,
文書の作成開始, 基本操作のポインタ移動とコピー・カット・ペースト, ワー
プロ特有の文書表示とオートコレクトの選択, そして文書の保存や終了を学び
ました. また実際に例文を入力して, 文字のフォント・サイズ・スタイルの
変更, 段落表示の方法, ページ設定, 図の貼付, ヘッダ・フッタの設定を学び
ました. これにより文書の簡単な整形はできるようになりました.
今回は, 文章の各種の配置と表の作成を覚えます. それらの方法を用いて次
回と併せて実習時間で文書整形編集の提出課題を完成させ
ます.
例文()を新規書類として作成します. なお例文に 書かれている内容はすべてフィクションです. 一部現存する組織, 個人名に 酷似しているものもありますが, それは単なる偶然にしかすぎません.
Wordのファイルメニュー→新規作成→(作業ウィンドウの)「白紙の文書」を選 びワードに打ち込んでください. スタイルは標準です. 文字のフォントはMS 明朝, サイズは10.5ptです. この文字設定はWordの標準設定です.
ページ設定は初期設定をそのまま. 保存は再びマイドキュメントにMyWordの なかに「講習会お知らせ.doc」とします. このファイル(文書)はあとで書式, フォントスタイル変更以外に表の挿入という観点から発展させます. 『』の 入力, 〒記号, 箇条書き入力さらに箇条書き終了処理に注意してください(2行 目以降の◇).
この例文からフォント, 文字スタイル, 文字配置をまず設定します.
以下のように:
ここでルーラーについて説明します.
のことです.
ここで特に注目すべきはインデントマーカーです.
これらは以下の意味を持っています.
ということを理解したうえで以下の設定をします.
以下のような表を作りこみ◇で始まる箇条書き部の前に入れましょう.
以下の順序で作成します.
以下の図がセル, 行, 列の概念を表しています. そして4×3表を意味してい ます. またそれぞれ特定のセル, 行, 列を選択している状態も表しています. それぞれの選択のしかたは実習します.
セル | 行 | 列 |
表の挿入を◇ 主催:首都大学東京の直前にします. 空行を2つ空けてください. そのために前段落の最後にポイントし改行します. 新たな行は左, 右インデ ントが狭まっているので通常の元の位置に戻しておきます. あるいは,後ろの段落の先頭にポイントし改行します. ◇で始まる空行ができた場合は,BackSpaceで◇を消しておきます.
最初の表を見ると複数行にわたる列があったりして複雑ですが, とりあえず5 ×4表で作り出していくのがよいようです. そのため罫線メニュー→挿入→表, あるいはツールバー をクリックして表の行数, 列数を指定します. クリックすると4×5表が出ま す. 5×4表にするには(行, 列)=(4,4)のセルのところで下方向にマウスをド ラッグします. 以下の図参照
初期設定 | 5×4表設定 |
→ |
Web検索課題2を行います. あたえられたヒ ントから検索を行い, 解(こたえ)を得ます. 解を提示すると共に検索して最 終解にたどり着いた経緯を詳述する文を各設問に対して書き上げてください. 文書はWordで作ります. そして以下のように文書の書式設定をしてください.
「Web検索課題」とします. セクションタイトルは質問の文を要約する形で適 当に名前付けする, 例えば問題1だとすると「広島プロサッカーチームの旧母 体企業」, 問題2は「絶対擬素数の別称と例」, あるいは問題6は「ある歌詞の 英語の唄について」などのように.
各問について文字数は300字程度とする. この
ヘッダ(位置は自由で)日付(挿入→日付と時刻…)を西暦で例えば200x年月y月
zz日入れて, 改行し学修番号, 名前, 所属を入れる. スタイルはヘッダ, フォ
ントはMSPゴシック, 10.5pt(標準).
フッタは挿入→ページ番号で, ページ番号を1, 2, 3…と, 中央部に入れる.
質問, あるいはあやまりなど見つけたら授業担当教員または担当のチュータに 連絡して下さい.
$Date: 2006/05/18 12:32:53 $+ 9:00:00 (JST)