東京都立大学 都市環境科学研究科 地理環境科学域 環境地理学研究室

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メッセージ

川東正幸 教授 / 吉田圭一郎 教授 / Dahédrey Payandi-Rolland 助教
大学院生・学部生の声

教員

川東正幸 教授   >> contact

川東正幸  我々を取り巻く水、土壌、植生環境は自然の影響下にありながらも人の営みの下で改変の影響も受けています。このような人と自然の営力がない交ぜになった環境について、様々なデータの取得・解析を通じて環境の実態・変遷・未来を考えることを目的に研究に取り組んでいます。具体的な例としては、土地利用変化といった人間活動が土壌や水環境に与える影響について国内外をフィールドとした調査・分析、都市化または農業、産業活動と土壌および水環境の関係を地図化し影響評価といった研究活動を日々行っています。

キーワード| 都市化、農地、林地、耕作放棄地、物質循環、汚染土壌、化学分析、土壌有機物、腐植物質、重金属

研究テーマ|「人間活動の環境への影響の兆候評価」

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吉田圭一郎 私たちが暮らす地球上には,森林,草原,ツンドラ,砂漠などのさまざまな植生が見られます。こうした多様な植生の分布や成立過程を明らかにするのが植生地理学で,これまで国内外の特徴的な植生を対象に研究をおこなってきました。最近では,植生の動的プロセスを踏まえた視点からの研究を進めており,地球温暖化にともなう森林限界や植生帯の移動についてのフィールド調査を実施しています。また,人間活動が植生に与える影響についての研究も進めており,放牧や野火など継続的な人間活動の影響を明らかにして,持続可能な社会の実現に,植生地理学から貢献したいと考えています。

キーワード| 植生,植生動態,森林限界,植生帯境界(エコトーン),気候変化,人と自然のかかわり,人為的撹乱,持続可能性,自然環境保全,利尻岳,小笠原諸島,ハワイ,ブラジル

研究テーマ|「気候変化にともなう山岳域での植生帯移動」「熱帯半乾燥域における自然環境の保全と持続可能な利用」

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Dahédrey Payandi-Rolland 助教   >> contact
Dahedrey

The complexity of natural ecosystems relies on the various interactions between biota, hydrology, and physicochemical environment. Those interactions can be seen at a large scale, such as the change of vegetation due to lack or excess of water during an extended period, but also at a microscale, for example when the vegetation changes the functional diversity of microorganisms in soils will also change to fit the new vegetation. This implies that every change, as little as it may be, can influence the whole surrounding ecosystem. Currently, the two main threats to those balanced systems are human activities (pollution and infrastructure) and climate change. And among the most fragile ecosystems, there are peatlands. To better understand the impacts of those threats on peatlands we conduct local and international field surveys combined with GIS observations to tackle both their space and time influences.

Key Word| mountainous peatlands, anthropic activities, climate change, whole system approach

Research| “Peatlands ecosystems under current threats: impacts and adaptations”

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大学院生・学部生の声

  • 先生,先輩に教えてもらいながら,現地調査や分析を通して土壌・水質・植生などの自然環境について深く学ぶことができる研究室です。
  • 環境と人との関わりについて学ぶことができ,様々な視点で研究を行うことができます。
  • 自分の足で調査結果を稼ぎます♪たのしいです♪
  • 現地調査を主体に,自然環境を様々な視点・ツールを用いて捉えることができます.化学分析や統計分析も行うため,理系的な思考力・能力が必要となります.
  • 植物が好きな人、土壌が好きな人、その両方好きな人も大歓迎!! We welcome people who like plants, soil, and like both!!
  • 私は昨年の大巡検で、モンゴルからいらしている大学院生の方に手を貸していただき、マイクロプラスチックの調査を行いました。研究内容ももちろんですが、国際色もとても豊かな研究室です!
  • If you would like to explore and learn about geography, vegetation and environmental study more than welcome. I am so appreciated to be a part of this laboratory!
  • 植生,土壌,水は弛まぬ自然の営力により変化しています.近年は人為の影響を大きく反映することもあり,これらの複雑な関係を体系的に理解する研究を行っています.
  • 人為影響を受けた自然がその後どのように変化するのかに興味を持ち、日々研究に励んでいます。
  • 土壌や植生など様々な視点から環境について研究できます!
  • 人間活動と自然環境の相互作用を調査することができる研究室です。また、発表や調査交渉等を通してコミュニケーション能力を高めることもできます。
  • 土壌や水,植生といった自然環境は,私たちの生活と密接に関わりあっている,”思ったよりも身近なもの”です.本研究室では,野外調査や研究を経て身近な自然環境への理解を深めることができます.

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