2015/10/05
南大沢キャンパスはお彼岸を過ぎて秋らしく
なり、彼岸花が咲き、イチョウ並木、大学広場
の桂の木も少し色づいてきました。
10月1日（木）からの新学期を前にて
9月25日午後4時から講堂小ホールにおいて
「平成27年度成績優秀者表彰」が上野学長以
下、幹部教員、及び来賓として招かれた黒石
輯同窓会会長の出席のもとで開催されました。
全学部15コースの2年、3年、4年の149
名の成績優秀者が表彰されました。表彰者には
大学から副賞として金一封、同窓会からは
記念品として同窓会名入りのボールペンが
贈呈されました。
21名コース代表者に上野学長から表彰状の授与
この後、代表者を除いた128名の成績優秀者に学部長から表彰状授与が行われました
学部長からの表彰状授与の様子。300名定員の小ホールで行われた。十数名の保護者がきていて、ビデオ撮影をしている方もいた
黒石会長挨拶
黒石 輯会長の挨拶の要旨は下記のとおりでした
皆様、本日は成績優秀者表彰の栄誉を受けられ、おめでとうございます。
同窓会といたしまして、今までの研鑽の優れた結果を褒賞するとともに、皆様がこれから社会にでられても、さらなるご活躍をしていただくよう期待を込めて記念品を贈呈いたしたいと思います。
私は長らく銀行に勤務いたしました。この間、経済界のトップの方々とお話しする機会が数多くありましたが、その中で、皆様の今後の参考にしていただきたいと思う話をご紹介したいと思います。
この経営者は零細企業を東証一部上場会社に育て上げた立志伝中の方です。この方によれば、会社は「特に必要とする社員は３割、いても邪魔にはならない程度の社員は４割、後の３割は辞めてもらいたいと思う社員から成り立っている。」というのです。ここまではそうかも知れないナーと思う程度の話ですが、私が関心を持ったのはその次の話です。「しかし、ある課題に対するレポートを求めると、上の３割社員は分析力・文章作成力は文句はない出来映えだが、総じて『よって、すべきでない』といった否定形タイプが多い。一方、下の３割社員の中には文章は雑だが、『こういう方策を採れば可能』という提案型が結構いる。提案型の優秀社員を見出すのが、私に使命だと思っている」
ここに在席の皆様は研鑽を積むという資質を培ってこられたがゆえに、上位３割に入ることは間違いない。後は、現状維持を“是”することに終始するか、それとも現状革新に意を注ぎ能動的思考を持って進んでいくかが岐路になるでしょう。
皆様が現状維持を是とせず、能動的な思考を持って各界でご活躍いただくことを期待しております。
