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平成25年度成績優秀者表彰が行われました

2013/09/29

南大沢キャンパスは彼岸を過ぎて秋らしくなり、
南門脇の土手に彼岸花が咲いています。 10月1
日からの新学期を前にして9月24日(火)講堂
小ホールにおいて平成25年度成績優秀者表彰が
行われました。原島学長以下幹部教職員、来賓
として招かれた同窓会は、加藤 充子会長代行
出席のもと今年度全学部 15コースの2年、3年
、4年生を代表する149名の成績優秀者が表彰さ
れ ました。 表彰者には大学から金一封の副賞
、同窓会から記念品として同窓会名入りのボー
ルペンが贈呈されました。








コース代表者に原島学長から表彰状の授与
この後、149名の表彰者に学部長から表彰状授与が行われまました。


原島学長挨拶

加藤同窓会会長代行挨拶




表彰式の俯瞰 加藤会長代行挨拶

加藤会長代行の挨拶は下記のとおりでした。

平成25年度成績優秀者表彰式挨拶
                        会長代行 加藤 充子
皆様本日はおめでとうございます。
台風20号も関東地方に大きな被害をもたらすこともなく、遠ざかって行ってくれ、好天の今日、大学主催の「平成25年度成績優秀者表彰式」に同窓会を代表する者としてお招きを賜り、一言お祝いの言葉を申し上げる機会を頂きましたことを、大変うれしく光栄に存じます。
ここに参列なさっておられる学生の皆さんは、首都大学東京を、ご自分で選んで入学してこられた方々でいらっしゃいますから、勿論、幼少の頃から「学ぶ」ということを好まれ、ある部門の研究を進めたい、かくかくの高い技術を極めたい。あるいは、行政の世界で働きたい、と各々、志す道をお持ちで、日々、研鑽を積まれ、努力を怠らず、他の多くのお仲間と共に、この日を迎えられたのだと存じます。

今の学生生活は、アルバイトや部活動と、いろいろな、生活・活動の場がありますが、それらをこなしながら、学業に於いて、優秀な成績を修めることは、仲々、容易なことではありません。
必ず、ご家族、友人、指導者等々、貴方の周囲を取りまく方々の、有形無形の支えがあったればこそ、と推察いたします。
どうぞ、その方々への感謝の気持ちを忘れないようにしてください。
さて、勝手ながら、少し私のこの大学とのかかわり、同窓会について、お話しさせていただきたいと思います。
私の卒業した「東京都立大学」は、1945年の第2次世界大戦の終了後の学制改革で、日本各地に誕生した「旧制高等学校」などを母体とした「駅弁大学」と揶揄されるものの一つですが、東急東横線に今も駅名を残す、かなりレベルの高い大学で、入学試験は、公立大学であったにもかかわらず、国立大学と同じ例年3月3日、4日に行っていました。
私は、高校時代に、東京都の支給する「奨学金」を頂いておりましたので、この大学にパスすれば、そのまま、継続して受けられること、また、当時、東横線沿線に住んでおりまして、至近距離であることから受験を決めました。
入学後は法経学部経済学科に進み、柴田徳衛先生のゼミ生になりました。これは、卒業後の就職先に都庁を目指していたからでもありました。
柴田先生は、その後、当時の美濃部都知事に乞われて、東京都企画調整局長になられました。
その頃は、増大する東京都のゴミを如何に処理するかが都政の大きな課題で、焼却工場の建設に絡む用地選定と住民の反対運動、東京湾の埋め立て地にゴミを運び込まれる江東区の住民が、清掃車の通行をバリケードを築いて阻止する等が起こり、相反する都民同志の利害をどう調整するかは、公僕の一員たる東京都職員の責務の一つと感じました。
卒業後は、同窓会の活動に係わっておりますが、同窓会が、この学窓を巣立って行って、現在の社会の荒波にもまれている仲間たちの心の拠り所、行く手を照らす灯台のような役割を果たせるようにと、常に念じております。
話は、変わりますが、将来、皆様の中から是非、東京都知事になるような方が出てくださるよう期待しています。
「東京大学が、法律教育を重視して、官僚養成学校になった。」(橘木俊詔氏のインタビューでの言葉:「平成25年9月25日(水)毎日新聞夕刊」)とすれば、東京都を運営するための研究やら、学問をしている「首都大学東京」から、東京都知事が育って、当然だと思います。
最後になりますが、皆様の卒業後の就職先・住所・また、転居された場合等は、すぐに、同窓会事務局へご連絡を頂きたいと思います。
皆さんのきめ細かなご協力がなければ、同窓会は存続できないのです。
どうぞよろしくお願いいたします。
皆さんの今後の学業の発展とご健康をお祈りいたしております。
本日は、おめでとうございました。