人間一人の存在を濃度として確かめてみよう
地球の人口は,
World Population(http://www.ibiblio.org/lunarbin/worldpop)によると
2003年の1月1日現在で,63億185万4059人となっています. 何となく限りなく多くの人間がいるという感じがしますね.そして自分一人というのはちっぽけな存在で,
地球環境問題は,自分一人の力ではどうにもならないという無力感に襲われるかもしれません.
しかしここで,地球おける自分一人の存在をその濃度で考えてみましょう.
すなわち,自分一人は63億185万4059分の1の存在ですから,計算してみると,
人間一人の存在度(濃度)は何と約159pptもあるではないですか.
これは,50m国際公認プールの目薬1滴の濃度である13.3ppt(詳しくはあきらかセミナー
「1ppt体感」参照)よりも約12倍も大きい値です. 環境ホルモンが1pptで地球環境に影響を与える存在とするなら,私たち一人は159pptに相当するのですから,
自分一人の存在は,環境ホルモンを159倍も凌ぐ影響力を備えていると言うことができるのではないでしょうか.
これは決してちっぽけな存在ではありませんね.