ゼミと卒業論文について


卒業論文ではエクセル等の表計算により回帰分析などのデータ解析を行うことを強く勧める。たとえばエクセルには「分析ツール」があり、それを使えば簡単に回帰分析ができる。

なお卒業論文は常日頃から興味のある分野を自分なりに考察することを強く薦めるが、テーマの例として、私のホームぺージや

経済企画庁 「今週の指標」 http://www.epa.go.jp/99/f/shihyo/

は参考になるかもしれない。

以前の卒業論文の例としては

  • 県別データを用いた「日本のバブル経済とその前後における地価変動」
  • 貨幣需要が不動産価格・地価に影響されていくことを示した「M2+CDの変動の要因分析」
  • 「オークン法則の国際比較」
などがある。

■ 参考リンク 1 分析ツールの組み込み方■

「分析ツール」はメニューの「ツール」にあるが、ない場合は「アドイン」から組み込むこと。

 なお手順が分からない場合、統計学博物館(http://alps.shinshu-u.ac.jp/ITAN/GED/SUZUKI/topJ.htm)には分析ツールの追加(http://alps.shinshu-u.ac.jp/ITAN/GED/SUZUKI/aboutXls/excel-ops.htm)やhow2add-tools(http://www1.tcue.ac.jp/home1/abek/htdocs/stat/Excel/excel.html)に組み込み方の解説があるので、それを参照すること。

■ 参考リンク 2 分析ツールの使い方■

SSRI統計WEB http://www.ssri.com/statweb/には「Excel活用データ分析術」のぺージがあり、

  • Excelで計算する統計用語集
  • Excel統計グラフ
  • Excel分析ツールの使い方 http://www.ssri.com/statweb/xl_tool.htm
  • Excelを使ったアンケート集計・分析
  • Excel統計解析フォーム集
などの解説がある。特にExcel分析ツールの使い方 の回帰分析ワークシートは有用である。
その他にもWeb上には以下の回帰分析の解説がある。

経済分析用ソフトウエア のリンク集へ ■

■ 参考文献 ■

[1] 縄田和満 (1998) 『Excelによる回帰分析入門』 朝倉書店

を購入することを強く薦める。さらに計量分析等に興味のあるものはTSP, RATS等に関する以下の文献などを参照すること。

[2] 縄田和満 (1996.07) 『Excelによる統計入門』 朝倉書店

[3] 縄田和満 (1997) 『TSPによる計量経済分析入門』 朝倉書店
[4] 和合肇・伴金美 (1995.2) 『TSPによる経済データの分析第2版』 東京大学出版会
[5] 関口末夫 (1996) 『パソコンで学ぶマクロ経済学 RATSで経済分析』 勁草書房.

[6] G.S.マダラ著和合肇訳 (1996) 『計量経済分析の方法』 シーエーピー出版
[7] 森棟公夫 (1999) 『計量経済学』 東洋経済新報社.