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哲学誌1号
発刊に際して(桝田啓三郎)i-ii
ゲーテとヘーゲル(高峯一愚)1-24
ベルグソンに於ける人間的生の問題(中島盛夫)25-45
EPIBOLE, AKATONOMASTON(戸塚七郎)46-72
アウグスチヌスの創造思想(泉治典)73-93
ロックに於ける「知識」の問題(大畑甚一)94-113
哲学誌2号
ヘーゲルに於ける「概念」の問題(大村晴雄)1-22
エピクロスの神観(戸塚七郎)23-50
プロチノスにおける「像」の概念(泉治典)51-74
カント倫理学における道徳的関心(向来道男)75-93
研究:論理学と唯物論(花崎皐平)94-101
紹介:ソヴィエトの倫理学講義プラン(長沼真澄)102-110
ギリシャ哲学史資料集I(山本光雄)1-28
哲学誌3号
形式論理と弁証法的論理との適用限界について(寺沢恒信)1-20
エピクロスの友情(戸塚七郎)21-51
バークリにおける「観念」「言語」「心」(大畑甚一)52-72
研究:ヘーゲルと浪漫派の親近性(豊福淳一)73-83
書評:ボルノウ「徳の本質と変遷」(向来道男)84-86
書評:クーン「ソクラテス」(喜多村和之)87-91
ギリシャ哲学史資料集II(山本光雄)1-23
哲学誌4号
カント倫理学成立史考(深作守文)1-25
ベルグソンにおける魔術と科学(中島盛夫)26-48
エピクロスの快楽論(戸塚七郎)49-82
研究:エロスとピリア(東千尋)83-98
紹介:ハブン「運命の四人の予言者」(若山玄芳)99-102
紹介:スコット「デカルトの自然学」(中野重伸)103-107
ギリシャ哲学史資料集III(山本光雄)1-23
哲学誌5号
ホッブスの国家哲学(吉澤伝三郎)1-28
空間直観と幾何学(大畑甚一)29-53
「現実性」のカテゴリーについて(花崎皐平)54-78
研究:古懐疑派研究(千葉茂美)79-89
書評:ヴァンスロフ「美の問題」(出かず子)90-97
書評:ディーム「キルケゴールの実存の弁証法」(若山玄芳)98-101
書評:ツガリノフ「生活と文化の価値について」(仲本章夫)102-106
ギリシャ哲学史資料集IV(山本光雄)1-19
哲学誌6号
ベルグソンと知覚の問題(中島盛夫)1-23
J. G. ヘルダーと有機的世界観の問題(花崎皐平)24-52
反映論における認識像の問題(一)(長沼真澄)53-75
アルケシラオスの懐疑思想(千葉茂美)76-93
書評:「マルクス・レーニン主義美学の基礎」(出かず子)94-103
書評:ベック「デカルトの方法」(中野重伸)104-112
書評:コプニン「仮説と現実認識」(仲本章夫)113-116
ギリシャ哲学史資料集V(山本光雄)1-21
哲学誌7号
キルケゴール研究の意義と方法(桝田啓三郎)1-18
キルケゴールの「想定された機会における三つの講話」について(豊福淳一)19-42
キルケゴールの倫理観(若山玄芳)43-62
カントの善意志について(向来道男)63-78
ヘーゲルにおける概念的把握の論理(許萬元)79-96
書評:ヴァイン『肯定的反キリスト教』(水野清志)97-104
書評:ランシマン『プラトンの後期知識論』(新海邦治)105-111
ギリシャ哲学史資料集VI(山本光雄)1-21
哲学誌8号
カント「遺稿」の超越論的哲学(深作守文)1-12
キルケゴールの倫理(2)(若山玄芳)13-32
ディルタイにおける「理解」について(岡田紀子)33-54
キルケゴールのイロニー理解(三浦永光)55-74
プラトンにおけるオンとメー・オンについて(新海邦治)75-98
紹介:ホワイトヘッド「理性の機能」(丹下芳雄)99-102
紹介:トゥロフスキー「労働と思考──人間の前史」(小柳篤子)103-106
哲学誌9号
知識・文学・イデオロギーの問題(田島節夫)1-22
反映論における認識像の問題(二)(長沼真澄)23-44
科学研究の論理の構造(仲本章夫)45-62
ニイチェの永遠回帰思想に関する一考察(水野清志)63-80
プロティノスのト・ヘンについて(内藤純郎)81-98
Corpus Aristotelicum成立史考(新海邦治)99-104
紹介:H. クロッチ「唯物論的弁証法の法則とカテゴリー」(中本昌年)105-110
紹介:A. シャフ「言語と認識」(岩淵慶一)111-114
紹介:J. グールド「プラトン倫理学の発展」(上岡宏)115-123
哲学誌10号
山本,桝田両先生を送る辞(哲学研究室)1-10
『ツァラトゥストラ』講義断章(吉澤伝三郎)11-42
ライプニッツにおける本有概念の問題(中野重伸)43-64
『ソピステス』の虚偽論(新海邦治)65-82
弁証法と認識──序説(中本昌年)83-98
フォイエルバッハ・テーゼの一研究(牧野紀之)99-116
紹介:J. M. リスト『愛と魂』(小澤克彦)117-122
紹介:E. ベンツ『シェリング』(小泉一太郎)123-126
哲学誌11号
民主ドイツの自然科学論(秋間実)1-14
「科学的問題」について(仲本章夫)15-28
プラトンの『パルメニデス』のアポリアー(内藤純郎)29-48
マルクス主義哲学における実践概念(岩淵慶一)49-70
カントの図式論について(丹下芳雄)71-88
実存の普遍の問題(三浦永光)89-110
紹介:F. クンプ『弁証法の諸問題』(中本昌年)111-120
紹介:ウテ・グッツォーニ『自己への生成』(丸山紀代)121-124
哲学誌12号
カントにおける理論と実践(高峯一愚)1-20
デカルト哲学の方法(中野重伸)21-38
科学的問題の構造と過程(仲本章夫)39-50
プロティノスの質料論(内藤純郎)(一)51-60
狂気と神(小沢克彦)61-88
プラトンの分割法(上岡宏)89-118
ヘーゲル美学における美的理念の構造(稲葉守)119-140
紹介:ルュシアン・セバック『マルクス主義と構造主義』(軍司敏)141-146
紹介:J. D. モナン『アリストテレスにおける道徳知とその方法論』(野村亨代)147-152
哲学誌13号
高峯,深作両先生を送る辞1-10
カントの教育思想(深作守文)11-24
実践の理念(中本昌年)25-42
ニーチェの良心批判(水野清志)43-58
パイドロス篇に於ける魂の没落(小澤克彦)59-86
「ピレボス」の弁証法(上岡宏)87-118
紹介:R. D. ミロ『アリストテレスの実践的認識と意志の弱さについて』(田島孝)119-124
哲学誌14号
「時間と存在」をめぐって(岡田紀子)1-24
ニーチェの学問論(水野清志)25-42
パイドン篇の終末論(小澤克彦)43-64
プラトンの「有」論(上岡宏)65-100
『ニコマコス倫理学』におけるピリアについて(内藤亨代)101-120
紹介:シュティーラー『カントからヘーゲルまでの観念論』(石井伸男)121-126
紹介:J. デリダ『グラマトロジーについて』(矢島忠夫)127-130
哲学誌15号
デカルトの理性と狂気(田島節夫)1-22
エンゲルスの典型論とヘーゲル『美学講義』(稲葉守)23-44
ニコマコス倫理学に於る「無抑制」について(田島孝)45-64
一般観念(概念)の形成(二瓶孝次)65-86
ヘーゲルの弁証法的存在論と矛盾概念(石井伸男)87-106
『純粋理性批判』におけるもののDaseinとSeinについて(小菅杢申)107-128
フッサールにおける自然的態度をめぐって(鈴木修一)129-150
哲学誌16号
数学・論理・哲学(坂井秀壽)1-28
「真理とは何か」という問いについて(久保元彦)29-64
プラトン終末論に於ける審判の問題(小澤克彦)65-84
芸術の方法としてのイデアリジールング(その一)(稲葉守)85-100
『純粋理性批判』における「わたくし」について(小菅杢申)101-120
言葉の意味とものの意味 フッサールをめぐって(矢島忠夫)121-142
「ゴルギアス」における技術(内藤純郎)143-154
紹介:ブルース・ウィルシャイア『ウィリアム・ジェイムズと現象学──「心理学原理」研究』(加藤茂)155-160
紹介:ジル・ドゥルズ『差異と反復』(加茂英臣)161-164
哲学誌17号
カント,リーマン,ヘルムホルツ(秋間実)1-20
agathos, spoudaios, epieikes──『ニコマコス倫理学』に於ける「善いひと」について──(田島孝)21-38
現象学の境界──E.フッサール『幾何学の起源』へのJ.デリダによる『序説』について──(矢島忠夫)39-56
偶然の発見──ピアジェの自己中心性理論について──(二瓶考次)57-78
事象そのものへの還帰──W.ジェイムズのfringe概念と現象学──(加藤茂)79-102
マルクスの社会理論における富の概念(中西新太郎)103-118
哲学誌18号
右と左(坂井秀壽)1-22
先験論理学と思弁論理学──概念と根源統覚──(稲葉守)23-48
感性的なものについて──「経験のアナロギー」の成立根拠(一)──(小菅杢申)49-66
自我・他我・世界──現象学と独我論──(加藤茂)67-88
理性の自立──カント哲学の「精神」とへーゲル──(栗田義彦)89-108
「分析諭後書」における「自体的」について──アリストテレスの「論証的知識」の構造──(岡部満)109-130
紹介:セェア『プラトンの分析的方法』(長瀬真理)131-136
紹介:アルキエ『マールブランシェのデカルト主義』(田島由美子)137-141
哲学誌19号
ことばに隠れた語り手──論理学批判としてのルターのことば論──(清水哲郎)1-20
ニーチェの価値概念(関塚正嗣)21-38
デカルトにおける永遠真理創造説と本有説(田島由美子)39-58
意味と存在──意味のイデア性の分裂とものの資格について──(加茂英臣)59-82
ヘーゲルに於ける概念の構成(松村健吾)83-102
哲学誌20号
本居宣長における注釈の意味するもの(野崎守英)1-33
「指示」論の一視角(守屋唱進)35-75
不可視性──可視性の根拠──(実川敏夫)77-98
デカルトの方法と『幾何学』(佐々木周)1-38
哲学誌21号
趣味判断の普遍妥当性──カント『判断力批判』第八節の結論部分についての一つの解明(吉沢伝三郎)1-19
可逆性──自己還帰の構造(実川敏夫)21-44
'The Socratic Fallacy' (?)(栗原史郎)45-64
哲学誌22号
想像力と習慣──パスカル『パンセ』の場合(広田昌義)1-16
存在と分有──メルロ=ポンティ「ラヴェル論」の検討(実川敏夫)17-40
<よい>の用法(清水哲郎)41-61
哲学誌23号
時間と存在──メルロ=ポンティの存在経験(実川敏夫)1-34
ヘーゲル『精神の現象学』に於ける「事象そのもの」について(山口誠一)35-76
アリストテレスの「様相三段論法」の整合性について(岡部満)1-33
哲学誌24号
山本先生を憶う(寺沢恒信)2-5
コギトの現象学と構造の現象学──他者理論の検討を通して──(実川敏夫)5-34
カルナップにおける寛容の原理について(岡野健一)35-78
「意図」についての一考察
──アリストテレスに於ける「プロアイレシス」と「善」・「美」・「正しさ」をめぐって──(田島孝)79-98
知識と正当化(渡辺忠)99-120
『精神の現象学』の「私」について(山口誠一)121-142
哲学誌25号
類と類似性(守屋唱進)1-44
アリストテレスにおける「述定」と「範疇」(岡部満)45-69
哲学誌26号
ジョン・ロックの『エッセイ』に於ける論理形式の問題と基体としての実体(山田友幸)1-28
『エチカ』第一部の二つの因果性がめざすもの(佐藤一郎)29-90
ピュシスの研究とディアレクティケー──Platon: Phaedrus 269e - 272b──(関口正雄)91-113
哲学誌27号
・『精神の現象学』の問い(山口誠一)1-22
・他人の痛み──類推説の復権をもとめて──(山田友幸)23-50
・個物の覚知と現実存在──『エチカ』第一部定理八備考二,第二部定理八系および同備考の検討──
(佐藤一郎)51-76
・『パルメニデス』篇第二部第二演繹冒頭部の一解釈──或る混在──(山下弘一郎)77-99
哲学誌28号
久保元彦先生追悼号
告別(加藤信朗)2-3
久保元彦助教授略歴・業績一覧 4-6
・カントのTranszendental-Philosophie──根本述語transzendentalに即して──(上)(久呉高之)7-60
・アリストテレス自然学における目的論の基礎づけについて(永井龍男)61-88
・ソクラテスの正義の知識 Gorgias 460 a-c(出村和彦)89-110
・『意識の経験の学』に於ける学の成立の意味──学としての哲学への接近(1)──(徳増多加志)111-128
・ヘーゲル『精神現象学』の方法論──『精神現象学』緒論解明──(大西正人)129-159
哲学誌29号
『自然学』第一巻における原理論とエレア派批判との連関について(永井龍男)1-26
ヘーゲル『精神現象学』における「物」の本質(大西正人)27-56
カントのTranszendental-Philosophie──根本述語transzendentalに即して──(下)(久呉高之)57-103
哲学誌30号
カントの「観念論論駁」──「私の外」をめぐって──(久呉高之)1-36
『テアイテトス』184b4-187a8に於ける「思い(doxa)」の位置(川上さつき)37-56
ヘーゲル論理学に於ける自己意識の問題──学としての哲学への接近(2)──(徳増多加志)57-78
存在、無、成の弁証法──ヘーゲルの論理学における始源の問題──(大西正人)79-101
哲学誌31号
「鳥小屋モデル」における知の問題──『テアイテトス』195b-199d8解釈試論──(川上さつき)1-21
形式と理念──ヘーゲル『論理学』の「絶対理念」──(大西正人)23-46
哲学誌32号
形而上学と時間 序説──F.アルキエのメルロ=ポンティ批判の検討(実川敏夫)1-30
ウィトゲンシュタインにおける直示的定義の問題
──『哲学的文法』と『哲学探究』との比較を通じての一考察(関口浩喜)31-50
論証と探求──『分析論後書』における「学的探求論」の試み(伊藤雅巳)51-70
哲学誌33号
哲学誌34号
哲学誌35号
哲学誌36号
哲学誌37号
哲学誌38号
哲学誌39号
哲学誌40号
哲学誌41号
哲学誌42号(2000年)
哲学誌43号(2001年)
哲学誌44号(2002年)
哲学誌45号(2003年)
哲学誌46号(2004年)
哲学誌47号(2005年)
哲学誌48号(2006年)
哲学誌49号(2007年)
哲学誌50号(2008年)
哲学誌51号(2009年)
哲学誌52号(2010年)
哲学誌53号(2011年)
哲学誌54号(2012年)
哲学誌55号(2013年)
哲学誌56号(2014年)
哲学誌57号(2015年)
哲学誌58号(2016年)
哲学誌59号(2017年)
哲学誌60号(2018年)
哲学誌61号(2019年)