第6回 2005年5月25日 Microsoft Wordを使った文書編集(続)

前回基本操作について補足(リカバリー手順)

以下で学習する実習では表作りというかなり複雑な操作をします。ちょっとした操作ミスで取り返しのつかない (ほんとは取り返せるのだが、リカバリーに気の遠くなるような手順を要する)ことになりかねません。 そのようなミス(別にミスでなくてもいいのだが)操作を簡単に 1ステップ(あるいは望むだけのステップ回数)もとにもどしてくれる 便利な機能があります。ぜひ覚えください。今後多用するでしょう。それは以下の3つです。どれも同じ機能です。

書類作り実習2

チラシ作成−初期原稿の入力

例文(を新規書類として 作成します。なお例文に書かれている内容はすべてフィクションです。一部現存する組織、個人名に酷似しているものもありますが、 それは単なる偶然にしかすぎません。

Wordのファイルメニュー→新規作成→(作業ウィンドウの)「白紙の文書」を選びワードに打ち込んでください。 スタイルは標準です。文字のフォントはMS 明朝、 サイズは10.5ptです。この文字設定はWordの標準設定です。

ページ設定は初期設定をそのまま。保存は再びマイドキュメントにMyWordのなかに「講習会お知らせ.doc」 とします。このファイル(文書)はあとで書式、フォントスタイル変更以外に表の挿入という観点から発展させます。 『』の入力、〒記号、 箇条書き入力さらに箇条書き終了処理に注意してください(2行目以降の◇)。

書式設定

この例文からフォント、文字スタイル、文字配置をまず設定します。

以下のように:

  1. 文字配置を1行目右寄せ
  2. 2行目、3行目文字配置は中央揃え
  3. 2行目、MSゴシック、14pt
  4. 3行目、14ptHG創英角ポップ体
  5. 4行目、改行する
  6. 18行目、MSゴシック体

ここまでのできあがり

インデント設定

ここでルーラーについて説明します。


のことです。

ここで特に注目すべきはインデントマーカーです。

これらは以下の意味を持っています。

ということを理解したうえで以下の設定をします。

  1. 「高度情報化社会の現在…」の段落のどこかににポイント。
  2. ルーラーの左インデントで右方向約3文字分ずらし、
  3. 右インデントで同じく約3文字分左シフトさせる。

ここまでのできあがり

表の作成

以下のような表を作りこみ◇で始まる箇条書き部の前に入れましょう。

以下の順序で作成します。

最終仕上がり原稿

最終の形

Word課題

web検索過程の詳述

Web検索課題2を行います。あたえられたヒントから検索を行い、解(こたえ)を得ます。 解を提示すると共に 検索して最終解にたどり着いた経緯を詳述する文を各設問に対して書き上げてください。 文書はWordで作ります。そして以下のように文書の書式設定を してください。

課題名等の設定

「Web検索課題」 とします。 セクションタイトルは質問の文を要約する形で適当に名前付けする、例えば問題1だとすると「 東京プロサッカーチームの旧母体企業」、問題2は「テオドールシュトルムの出身地そばの島」、あるいは 問題6は「有機塩素系化合物の問題」などのように。

フォント、サイズ、スタイル設定

例として

ヘッダーとフッター

ヘッダー(位置は自由で)日付(挿入→日付と時刻…)を西暦で例えば200x年月y月zz日入れて、改行し学修番号、名前、所属を入れる。 スタイルはヘッダー、フォントはMSPゴシック、10.5pt(標準)。

フッターは挿入→ページ番号で、ページ番号を1、2、3…と、中央部に入れる。

以上、提出方法、期限、その他の詳細は担当教員に聞くこと。

質問、あるいはあやまりなど見つけたら編集者まで
Special thanks to Prof. Fukunaga