セラピストにむけた情報発信



母校,東北学院中学・高等学校での記念式典講演



2018年5月21日
中学・高校時代の6年間を過ごした母校,東北学院中学・高等学校にて,創立記念日式典の講演を担当いたしました。

「心理学研究者・大学教員からのメッセージ」というタイトルのもと,50分間にわたり講演をしました。

学生達にとって,大学の情報は気になる情報の一つです。大学ってどんなところか,どの大学に行くか,どの学部で勉強するか,地元に残るかなど,考えることは山ほどあります。大学人として,大学の雰囲気が少しでも伝わるようなことを意識しつつ,話題を用意しました。

講演では,「見えている世界が全てとは限らない」「重要な選択に向き合うために」という二つのメッセージを掲げ,それに関する心理学の知識を紹介しました。

デモンストレーションが多かったことも多く,積極的に参加してくれた学生たちも多かったように感じています。


講演の様子はこちらをご覧ください


学校は今年で132周年となり,これまで18万人の学生が卒業をしています。私がいた頃とはキャンパスも変わってしまいましたが,講演のお陰で新しいキャンパスの礼拝堂の美しさを堪能することができました。

学校OBとして在校生に送るメッセージを考えることも,中学1年生から高校3年生まで楽しめる話題とは何かを考えることも,私には新鮮な仕事でした。

こうした仕事は,一生に一度の仕事です。自分自身を作り上げた中学・高校時代を振り返り,そこから現在までの自分の生き方を思い出すことが,心地よいリフレッシュの時間にもなりました。

講演にあたり,副校長の岩上敦郎先生に大変お世話になりました。岩上先生は,私が高校時代に新任の先生として赴任され,私たちの学年の受験英語指導に尽力された先生です。この当時の指導があったからこそ,現在英語を使う職業につけたといっても過言ではありません。貴重な機会を賜りましたこと,ここに記して謝意を表します。


     
     
     


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