セラピストにむけた情報発信



【学会報告】国際生態心理学会(ICPA)



2017年7月10日

7月4-8日に,韓国のソウルで開催された国際生態心理学会に参加しました。

この学会は,アフォーダンスなどの考え方に基いて知覚と行為の問題を考える国際学会です。2年に1回の頻度で開催されています。

例年この学会では,友人であるJeffrey Wagman氏(イリノイ州立大学)とともに,シンポジウムで発表をしています。今年は,「Basic and applied issues in perception and actualization of affordances」というタイトルのもと,以下の4名の話題提供がありますた。

 Robert Shaw, Jeffrey Kinsella-Shaw, & William Mace
  「Affordances Tell Us What to Do and Effectivities How to Do It!」
 Jeffrey B. Wagman & Thomas A. Stoffregen
  「The Multiplicity of Affordances as a Nested Means-Ends Hierarchy」
 Takayuki Tomono, Nobuhiro Furuyama, & Hiroyuki Mishima
  「How Do People Perceive Affordances for Passing Between Two People Facing in Different       Directions?」
 Takahiro Higuchi & Daisuke Muroi
  「Walking Through Apertures by Individuals with Stroke」

学会には,修士1年の渡邉諒君も一緒に参加しました。渡邉君には現在,Wagman氏との共同研究を手伝ってもらっています。渡邉君も直接Wagman氏と話ができてとても喜んでいました。

2週連続で国際学会に参加することとなり,院生や教員スタッフをはじめとした周辺の方々には多大なる迷惑をかけてしまいましたが,得るものも多かったため,様々な形で還元できればと思っています。

     
     
     
     
     


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