セラピストにむけた情報発信



講演報告@コスモリハビリテーションサービス
 




2014年6月16日

6月15日に,千葉県野田市にあるコスモリハビリテーションサービスにて,講演を行いました。

「運動支援の心理学:知覚・認知を活かす」という講演タイトルのもと,5時間にわたり話題提供を行いました。同一タイトルである拙著の中から,歩行の視覚運動制御,注意,運動の学習という観点で発表をいたしました。

当日は不運にも,ワールドカップの日本戦初戦とぶつかってしまいました。試合を楽しみにしつつも,講演に参加して下った参加者もたくさんいらっしゃったことと思います。休憩時間をうまく取り入れることで,前半・後半ともに最後の10分は皆さんと一緒に試合を見ることができました。本当は,パブリックビューイングとして皆さんで盛り上がり,一体感をもって午後の講演に臨む予定でした。しかし,得点差以上に実力差を感じる配線を目の当たりにし,どちらかといえば静まりかえった雰囲気となってしまいました。

コスモリハビリテーションサービスさんを運営されているのは,野田病院にいらっしゃる若きセラピストさんです。鈴木孝昌センター長をはじめ,実行担当者の江原裕作氏,石毛里枝氏には,スムーズに講演を実施するために多角的なサポートをいただきました。

また,この講演のきっかけを作ってくださったのが,野田病院の作業療法士,高山大輔氏です。高山氏は首都大学東京大学院の作業療法学科にて修士号を取得されています。以前,作業療法学科にて特別講義を実施した際,高山氏が参加されており,それが縁で今回の講演をご紹介いただきました。こうした人のつながり,何事にも代えることのできない貴重な財産だなと,改めて思う次第です。


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