セラピストにむけた情報発信



6名の修了
 




2014年3月24日

本年度私の研究室から,2人の博士院生と4名の修士院生が修了しました.
修了者の氏名と博士論文題目は以下の通りです.

●博士課程修了
  • 渡辺塁,Imitation behavior is sensitive to visual perspective of the model: an fMRI study.(模倣モデルの観察視点が模倣動作に及ぼす影響についての検討-fMRI study-)
  • 川崎翼,Availability of cognitive task using mental rotation of body-part stimuli for improving postural stability during quiet stance(身体画像のメンタルローテーション課題を用いた姿勢安定性の向上に寄与する認知課題の有用性)
●修士課程修了
  • 位崎史弥,変化する環境に対する適応的歩行制御:周辺視野制限の影響
  • 大平雅弘,手動型車椅子の車幅感覚の早期獲得に向けた介入方法の検討-予測の有用性に着目して-
  • 安田真章,隙間通過時の状況判断能力を向上させるための介入方法の検討
  • 室井大佑,障害物回避判断における動的視覚情報の有用性―隙間通過場面に着目して―


6名のうち5名が医療従事者(理学療法士4,作業療法士1)でした.家族のいる院生も多く,みな非常に忙しいスケジュールの中で,研究を推進してくれました.

私個人が密接に関わっているテーマに真剣に取り組んでくれた人もいれば,独自のテーマを打ち出して独自性を突き詰めた人もいます.それぞれの院生とのやり取りには,語りつくせぬほどの思い出があります.

幸い,修士課程を修了した安田真章氏と室井大佑氏は博士課程に進み,これからも一緒に研究をしてくれます.博士課程を修了した渡邉塁氏は,特任研究員として研究室にかかわってくれる予定です.その他,研究室を離れる人たちについても,データの論文化を通してあと1-2年は一緒に仕事ができます.それぞれ関わり方は変わりますが,これからも同じチームの仲間として活動して行きたいと思っています.

みんな,修了おめでとう!!

   

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