東京都立大学大学院 心理相談室のご案内
- 東京都立大学心理相談室は、目黒にあった東京都立大学において、臨床心理の実践研究の場として昭和54年に開設されました。平成3年に大学が南大沢へ移転し、平成17年に東京都立大学から首都大学東京へと名称も変わりましたが、幅広くさまざまなこころの問題に対する支援の場として活動してきました。また令和2年から元の東京都立大学に名称が変わりました。
最近では、子どもの心の問題が大きな社会的課題となっており、それらに対応することの出来る専門家の養成が求められています。そのため、支援の場としてだけでなく、専門家を養成するための研修の場としての役割も重要性を増してきています。
また地域に密着した形で他機関との連携を取りながら支援を行う役割も重要になってきています。このような現状に対応するべく、より適切な対応を探求・提言する場を目指すと共に、総合的な臨床活動のできる専門家の養成にも、一層、力を入れていくつもりであります。 - 心理相談室 室長 下川 昭夫