Linux教室端末でプリンタが利用できます。
規定の印刷先プリンタは
・113教室:教員機(lxjo00)と学生機(lxjo01~lxjo30)は 113-prtlx01プリンタ
・113教室:学生機(lxjo31~lxjo60)は 113-prtlx02プリンタ
・115教室:学生機(lxjo61~lxjo65)は 115-prtjo01プリンタ
になります。
リモート利用の自習用サーバー( 22tra1.spc.comp.tmu.ac.jp )からは印刷できません。
【利用上の注意】
・私的利用は禁止です。
・印刷用紙はA4サイズのみです、また用紙の持ち込みは禁止しております。
・プリンタ本体の設定は絶対に変更しないで下さい、印刷できなくなる原因となります。
・一度使用した紙(裏紙)で印刷しないで下さい、紙詰まりの原因となります。
・紙詰まりなどで規定のプリンタに印刷できない場合、印刷先プリンタを変更してください。
・他の情報処理教室のWindows/Macでの印刷も含めて1人1日20枚までです。
・印刷枚数が多い時は集約印刷(1面に複数ページ)や両面印刷をしてください。
すでにPostscript形式になっているファイル(一般的な拡張子はps)を印刷するにはlprコマンドを
利用します。
$ lpr [Option] PostscriptFile ... <Enter> |
主な[Option]には次のものがあり、いくつか指定する場合はスペースで区切ります。PostscriptFileは
複数指定できます。
-P Printer
印刷先プリンタ(113-prtlx01等)の指定を指定できます。省略時は既定のプリンタに印刷されます。
-o number-up = {2 | 4 | 6 | 9 | 16}
1面に2、4、6、9、または16ページ分のドキュメントを集約印刷します。
-o sides=two-sided-long-edge
長編とじ(用紙の長いほうで綴る)で両面印刷を行います。
-o sides=two-sided-short-edge
短編とじ(用紙の短いほうで綴る)で両面印刷を行います。
他のオプションは man lpr または lpr --help コマンドをご覧ください。
テキストファイルを印刷する場合は一度、papsコマンド(UTF-8 to PostScript converter)で
Postscriptに変換する必要があります。その出力を |(パイプ)で lpr に渡すことで印刷できます。
$ paps TextFile | lpr<Enter> |
変換のみであとでlprで印刷する場合は次のようにします。
$ paps TextFile > PostscriptFile |
papsのオプションは man paps または paps --help をご覧ください。
evince,firefox,gedit 等のアプリケーションにある印刷設定画面から印刷できます。
① アプリケーションのメニューにある「ファイル」から「印刷」を選択します。
② 印刷先プリンタを選択します。標準で規定印刷先プリンタが選択されています。
③ [ページ設定]タブにある
・両面印刷 :なし(片面印刷),長辺,短辺を選択
・段組み印刷:1面に何ページ分を集約印刷するかをプルダウンで指定
・用紙サイズ:A4であることを確認してから[印刷]ボタンを押すと印刷されます。
LibreOffice等、アプリケーションによっては上記と異なる印刷設定画面の場合があります。
集約印刷の設定箇所は以下の赤枠の箇所になります。
両面印刷の設定箇所は以下の赤枠の箇所になります。
印刷を途中で中止する場合は以下の手順に従ってください。
またプリンタの電源は切らないようにお願いします。
データがプリンタから印刷中の時
1.印刷先プリンタの前に行き、印刷中の印刷物が自分の物か確認します。
2.次に操作パネルにある[プリント中止]のボタンを押すと印刷が中止されます。
データがまだ印刷されていない時
端末から次のコマンドを実行し、印刷を取り消します。取り消せるのは自分のジョブだけです。
a. 自分の印刷待ちジョブをすべて取り消す場合
$lprm - <Enter> または cancel -a <Enter> |
b. 自分の印刷待ちジョブを指定して取り消す場合
lpqコマンドを実行し、
$lpq <Enter> 113-prtlx01は印刷中です |
Rank Owner Job File(s) で表示される
Job番号で次のコマンドで取り消してください。
$cancel Job番号 <Enter> または lprm Job番号 <Enter> |
そのあと再度lpqコマンドで指定したジョブがなくなっていることを確認します。
$lpq <Enter> |
(注)
プリンタにはメモリが搭載されており、データサイズが小さい印刷ジョブはデータが
すぐにプリンタのメモリに送られて印刷を開始するため、データサイズの大きいジョブや
印刷順番があとのジョブでないと印刷中止はあまり有効ではありません。
なお、lpqコマンドでプリンタが準備中でない場合、解除する必要がありますので
発見した場合はシステム管理室2までお知らせください。
$lpq <Enter> 113-prtlx01は準備ができていません |