トップ セキュリティ情報 2020年度 【注意喚起】【Cisco製品】複数の脆弱性に関する注意喚起

【注意喚起】【Cisco製品】複数の脆弱性に関する注意喚起

2021年3月16日 南大沢 日野 荒川

Cisco社から、複数のCisco製品の脆弱性に関する注意喚起がありました。

対象システム:Cisco製品
対象システムの管理者は対策が必要です。

1.概要
 Cisco社から、複数のCisco製品の脆弱性に関する情報が公開されました。
 脆弱性を悪用された場合、サービス運用妨害 (DoS) 攻撃を実行されてしまうなどのおそれがあります。
 利用しているCisco製品が、脆弱性に該当するかどうかを確認していただき、脆弱性に該当する場合は、
 アップデートの実施をお願いいたします。

2.対象先
 影響度がHighで、特に大きく影響を受ける製品は、以下のとおりです。
 ・1000 Series Integrated Services Routers (ISRs)
 ・4000 Series Integrated Services Routers (ISRs)
 ・Catalyst 8000V Edge Software
 ・Catalyst 8200 Series Edge Platforms
 ・Catalyst 8300 Series Edge Platforms
 ・Cloud Services Router 1000V Series
 ・Integrated Services Virtual Router (ISRv)

 その他のHigh等の影響がある製品については、多種の製品が該当するため、詳細は利用している
 Cisco製品の保守業者に確認をお願いいたします。
 各脆弱性の対象の製品及びバージョンは以下のURLから確認できます。
 https://tools.cisco.com/security/center/publicationListing.x

3.対策
 Cisco社から、本脆弱性を修正したバージョンが公開されています。
 利用しているCisco製品の保守業者に、本脆弱性の影響を受けるかどうかを確認していただき、
 脆弱性の影響を受ける場合は、アップデートの実施をお願いいたします。