トップ セキュリティ情報 2020年度 【注意喚起】2020年12月マイクロソフトセキュリティ更新プログラムに関する注意喚起

【注意喚起】2020年12月マイクロソフトセキュリティ更新プログラムに関する注意喚起

2020年12月10日 南大沢 日野 荒川

2020年12月マイクロソフトセキュリティ更新プログラムに関する注意喚起がありました。

I. 概要
 マイクロソフトから 2020年12月のセキュリティ更新プログラムが公開されました。本情報には、
 深刻度が「緊急」のセキュリティ更新プログラムが含まれています。脆弱性を悪用された場合、
 リモートからの攻撃によって任意のコードが実行されるなどの可能性があります。

 脆弱性の詳細は、次の URL を参照してください。

 2020 年 12 月のセキュリティ更新プログラム

 [修正された脆弱性 (深刻度「緊急」のセキュリティ更新プログラムを含む)]
 ※ 同一の脆弱性において、複数の KB に及ぶ場合には、それぞれを記載します。

 CVE-2020-17095
 Hyper-V のリモートでコードが実行される脆弱性
 - KB4592438, KB4592440, KB4592446, KB4592449, KB4593226
 
 CVE-2020-17117
 Microsoft Exchange のリモートでコードが実行される脆弱性
 - KB4593465, KB4593466
 
 CVE-2020-17118
 Microsoft SharePoint のリモート コードが実行される脆弱性
 - KB4486751, KB4486753, KB4493138, KB4493149
 
 CVE-2020-17121
 Microsoft SharePoint のリモート コードが実行される脆弱性
 - KB4486751, KB4486753, KB4493138, KB4493149
 
 CVE-2020-17131
 Chakra スクリプト エンジンのメモリ破損の脆弱性
 - KB4592438, KB4592440, KB4592449
 
 CVE-2020-17132
 Microsoft Exchange のリモートでコードが実行される脆弱性
 - KB4593465, KB4593466
 
 CVE-2020-17142
 Microsoft Exchange のリモートでコードが実行される脆弱性
 - KB4593465, KB4593466
 
 CVE-2020-17152
 Microsoft Dynamics 365 for Finance and Operations (オンプレミス) のリモート コード実行の脆弱性
 ※ 本脆弱性は、KB番号が採番されていないため、記載はありません
 
 CVE-2020-17158
 Microsoft Dynamics 365 for Finance and Operations (オンプレミス) のリモート コード実行の脆弱性
 ※ 本脆弱性は、KB番号が採番されていないため、記載はありません


II. 対策
 Microsoft Update、もしくは Windows Update などを用いて、セキュリティ更新プログラムを
 早急に適用してください。

 Microsoft Update カタログ
 
 Windows Update:よくあるご質問


III. 参考情報
 マイクロソフト株式会社
 2020 年 12 月のセキュリティ更新プログラム

 マイクロソフト株式会社
 2020 年 12 月のセキュリティ更新プログラム (月例)