VMware vCenter Server製品のアップデートに関する注意喚起がありました。
対象:システム管理者
当該製品の利用状況を確認してください。
不明な場合は構築業者又は保守運用業者にお問い合わせください。
利用されている場合は、対応方針の適用をご検討願います。
【概要】
VMWare社から、VMware vCenter Serverの脆弱性に関する情報が公開されました。
VMware vCenter Serverに含まれる、VMwareディレクトリサービスを利用している場合、当該サービスのアクセス制御の問題に起因して、機密情報等が漏洩するおそれがあります。
本脆弱性(CVE-2020-3952)のCVSS値は「10(最大値)」 であるため、早急にVMware vCenter Serverのアップグレードをお願いします。
【対象となる製品】
旧版からアップグレードされた(※)VMware vCenter Server 6.7の、仮想アプライアンス版及びWindows版を利用している場合は、アップグレードをお願いします。
(※旧版からのアップグレードではなく、VMware vCenter Server の6.7をクリーンインストールした場合は、本脆弱性の影響を受けないため、アップグレードは不要です。)
【対応方法】
VMware vCenter Serverの保守業者に、システムにて利用しているVMware vCenter Serverが、アップグレードの対象かどうかを確認していただき、アップグレードの対象である場合は、至急アップグレード等の対策の検討をお願いします。