トップ セキュリティ情報 2018年度 【注意喚起】JavaScriptを含むzipファイルが添付された不審メールについて

【注意喚起】JavaScriptを含むzipファイルが添付された不審メールについて

2019年1月18日 南大沢 日野 荒川

JavaScriptを含むzipファイルが添付された不審なメールに関する注意喚起です。

●不審メールの概要
 ・JavaScriptを含むzipファイルが添付された不審なメールの大量送信が確認されております。
 ・本不審メールについては、基本的にはフィルタリングシステムで検知されるものの、
  一部はすり抜けてしまう例も確認されております。
 ・本添付ファイルはGandCrab(ランサムウェア)の亜種と見られており、ファイルサーバや
  端末内のファイルが不正に暗号化されてしまうなどの被害が発生する可能性があります。

●不審メールの内容
 ・送信元が「XXX@<不特定の数字列>.com」
 ・ファイル名が「Love_You-<不特定の数字列>-txt.zip」というzipファイルを添付している
 ・添付ファイルを実行した場合、マルウェア「Gandcrab」の亜種がダウンロードされる可能性
  があります。

●不審メールを受信した場合の対応
○メール受信時の注意
 ・ウイルス感染を防ぐため、添付ファイルのついたメールを受信した場合は、送信者が信頼できるか、
  メールの本文の内容に不審な点はないかを確認したうえで、添付ファイルを開く。
 ・メール件名に不審な点がある場合は、事前に送信者を確認したうえで当該メールを開く。

○メール開封時の対応
 ・LANケーブルを外す、または無線LANをオフにすること。
 ・PCの電源は落とさないこと。(被害状況を保全し、対応検討のため)
 ・上司及びCSIRTへ相談すること。

万が一、不審メールのURLにアクセスしたとの報告があった場合は、
以下までご連絡及びウイルススキャンの実施をお願いいたします。

<通報先>
○首都大学東京CSIRT窓口
 南大沢内線:2614 外線:042-677-2029
 メール:tmu_csirt●tmu.ac.jp
 ※メール送信する際はアンダーバー(_)を半角へ、●を@に変換してください。