トップ セキュリティ情報 2018年度 【注意喚起】Oracle Java の脆弱性対策について(CVE-2018-3183等) に関する早期警戒情報

【注意喚起】Oracle Java の脆弱性対策について(CVE-2018-3183等) に関する早期警戒情報

2018年10月23日 南大沢 日野 荒川

Oracle社のJRE(Java Runtime Environment)の脆弱性について注意喚起がありましたので、
お知らせいたします。

【対象】本情報は"システム担当者向け"になります。

所管のシステムでJREを使用しているか、構築業者又は保守運用業者へ確認をお願いいたします。
利用している場合は、Oracle社が提供しているJREの修正プログラムを適用し、最新版に更新
してください。

●概要
 Oracle社がJRE(Java Runtime Environment)の脆弱性情報及び修正プログラムを公開しました。
 修正された脆弱性は、12件で、うち、11件が遠隔から攻撃が可能となる脆弱性で、緊急の対応が
 必要とされています。
 
●脅威
 当該脆弱性が悪用されると、遠隔から任意のコードを実行することが可能となり、第三者に端末が
 制御されてしまう可能性があります。

●対処方針
 Oracle社から提供されている修正プログラムを適用し、最新版に更新してください。
 利用するアプリケーションへの影響を考慮した上で、更新してください。

●対象
 対象として、次の製品およびバージョンが含まれています。
  Oracle Java SE 11
  Oracle Java SE 8 Update 182
  Oracle Java SE 8 Embedded Update 181
  Oracle Java SE 7 Update 191
  Oracle Java SE 6 Update 201